Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2016 または Windows Server 2019 仮想マシンを(RDS ホストとしてではなく)単一セッションの仮想デスクトップとして使用するには、Horizon Agent を仮想マシンにインストールする前に、特定の手順を実行する必要があります。Windows Server を Horizon 7 デスクトップ対応のオペレーティング システムとして扱うように Horizon Console を設定する必要もあります。

前提条件

手順

  1. リモート デスクトップ サービス ロールがインストールされていないことを確認します。
    リモート デスクトップ サービス ロールがない場合、 Horizon Agent インストーラは、 Horizon Agent を RDS モードまたはデスクトップ モードでインストールするように求めるプロンプトを表示します。リモート デスクトップ サービス ロールがある場合、 Horizon Agent インストーラはこのオプションを表示せず、Windows Server マシンを、単一セッションの Horizon 7 デスクトップではなく、RDS ホストとして扱います。
  2. Horizon Agent のインストール中に、[デスクトップ モード] を選択して、公開デスクトップ機能を使用できない単一ユーザー仮想デスクトップとして Horizon Agent をインストールします。
  3. Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 (SP1) をインストールします。
    Windows Server 2008 R2 とともに SP1 をインストールせずに Horizon Agent をインストールすると、エラーが発生します。
  4. (オプション) 次の機能を使用する予定がある場合は、デスクトップ エクスペリエンス機能をインストールします。
    • HTML Access
    • スキャナ リダイレクト
    • Windows Aero
  5. (オプション) Windows Aero を Windows Server デスクトップで使用するには、テーマ サービスを開始します。
    デスクトップ プールを作成または編集する際に、デスクトップの 3D グラフィックス レンダリングを構成できます。3D レンダラー設定は、Windows Aero をプール内のデスクトップで実行できるようにするソフトウェア オプションを提供します。
  6. Windows Server 2012 R2、Windows Server 2016 または Windows Server 2019 マシンで、障害が発生した後に Windows ファイアウォール サービスが再起動されるように構成します。
  7. Windows Server をデスクトップ対応のオペレーティング システムとして扱うように Horizon Console を設定します。
    この手順を実行しなければ、 Horizon Console でデスクトップ用に Windows Server マシンを選択できません。
    1. Horizon Console で、[設定] > [グローバル設定] の順に選択します。
    2. [全般設定] タブで、[編集] をクリックします。
    3. [Windows Server デスクトップを有効にする] チェックボックスを選択して、[OK] をクリックします。

結果

Windows Server デスクトップを Horizon Console で有効にすると、 Horizon Console は Connection Server がインストールされているマシンを含む使用可能な Windows Server マシンのすべてを、デスクトップ用の潜在的マシンとして表示します。 Horizon Agent を他の Horizon 7 ソフトウェア コンポーネントがインストールされたマシンにインストールできません。