Android デバイス ユーザーに Horizon Client を提供するように Workspace ONE UEM を設定できます。

Connection Server インスタンスのリスト、デフォルトの Connection Server インスタンス、アプリケーション プロパティを設定できます。サーバのリストを設定すると、サーバが Horizon Client にショートカットとして表示されます。デフォルト サーバを指定すると、Horizon Client がそのサーバに自動的に接続します。

お使いの環境が Android for Work 向けにセットアップされている場合、この手順に従って操作しないでください。代わりに、Workspace ONE UEM での Android for Work デバイスへの Horizon Client の提供を参照してください。

前提条件

手順

  1. 管理者として Workspace ONE UEM Console にログインします。
  2. [アカウント] > [ユーザー] > [リスト表示] の順に選択して [追加] クリックし、[ユーザーを追加] を選択して、Android デバイスで Horizon Client を実行するユーザーのユーザー アカウントを追加します。
  3. [アカウント] > [ユーザー] > [ユーザー グループ] > [リスト ビュー] の順に選択して [追加] をクリックし、[ユーザーグループを追加] を選択し、作成したユーザー アカウント用のユーザー グループを作成します。
  4. Horizon Client のアプリケーション プロファイルを作成します。
    1. [アプリケーションとブック] > [アプリケーション] > [アプリケーション設定] > [プロファイル] の順に選択し、[プロファイルを追加] をクリックします。
    2. [SDK プロファイル] 構成タイプを選択します。
    3. [Android] プロファイル タイプを選択します。
    4. (オプション) [カスタム設定] をクリックして、サーバのリスト、デフォルト サーバまたはアプリケーションの設定を指定します。
      サーバのリストを構成するには、 server-list セクションにプロパティを指定します。 server プロパティを使用して、サーバの IP アドレスまたはホスト名を指定し、 usernamedomain プロパティを使用して、サーバを使用する資格を持つユーザーの名前とドメインを指定し、 description プロパティを使用して、サーバの説明を指定します。 usernamedomaindescription プロパティはオプションです。デフォルトのサーバを構成するには、 server-list セクションで default プロパティを指定します。有効な値は、 true または false です。アプリケーションの設定を行うには、 setting-list セクションでアプリケーション プロパティを指定します。詳細については、 Workspace ONE UEMのアプリケーション設定を参照してください。
      例:
      {
        "settings": {
          "server-list": 
          [
            {"server":"123.456.1.1","username":"User1","domain":"TestDomain1","description":"View server 1","default":true},
            {"server":"123.456.1.2","username":"User2","domain":"TestDomain2","description":"View server 2"},
            {"server":"123.456.1.3","username":"User3","domain":"TestDomain3","description":"View server 3"},
            {"server":"viewserver4.mydomain.com","username":"User4","domain":"TestDomain4","description":"View server 4"}
          ] ,
          "setting-list":   
            {"screen_resolution":"1024*768",
             "send_log_email":"[email protected]",
             "enable_h264":"true",
             "all_monitor":"true",
             "default_startscreen":"recent",
             "ssl_cipher_string":"!aNULL:kECDH+AESGCM:ECDH+AESGCM:RSA+AESGCM:kECDH+AES:ECDH+AES:RSA+AES",
             "ssl_tls":"tlsv1.1,tlsv1.2",
             "security_mode":"verify",
             "camera":"front",
             "enable_dpi_sync":"true",   
             "enable_log":"false",
             "enable_common_criteria_mode":"false",
             "certificate_revocation_check":"normal",
             "ssl_signature_algorithms":"RSA+SHA256",
             "ssl_supported_groups":"secp256r1",
             "protocol_certificate_checking_mode":"thumbprint or pki"
      
           }
        }
      }
  5. Horizon Client アプリケーションをアップロードして追加します。
    1. [アプリケーションとブック] > [アプリケーション] > [リスト表示] の順に選択し、[社内] タブで [アプリケーションの追加] をクリックします。
    2. ダウンロードした Horizon Client アプリケーションを参照し、[保存] をクリックしてアプリケーションをアップロードします。
    3. [情報] タブで、アプリケーション名を入力し、サポートされるモバイル デバイスのモデルを指定します。
    4. [割り当て] タブで、Horizon Client アプリケーションを作成したユーザー グループに割り当てます。
    5. [展開] タブで、[アプリケーションで Workspace ONE SDK を使用する][はい] に設定し、[SDK プロファイル] ドロップダウン メニューから作成した SDK プロファイルを選択します。
    6. Horizon Client アプリケーションを公開します。
  6. 各デバイスに Workspace ONE UEM Agent をインストールしてセットアップします。
    Workspace ONE UEM Agent は、Google Play ストアや Android 版 Amazon Appstore からダウンロードできます。
  7. Workspace ONE UEM Console を使用して Horizon Client アプリケーションをデバイスにインストールします。
    [展開] タブの有効日より前に Horizon Client アプリケーションをインストールすることはできません。

結果

Workspace ONE UEM により、Horizon Client アプリケーションに関連付けたユーザー グループ内のデバイスに Horizon Client が提供されます。

ユーザーが Horizon Client を起動したときに、Horizon Client はデバイス上の Workspace ONE UEM Agent と通信します。Connection Server インスタンスのリストを設定した場合は、Workspace ONE UEM によってサーバ情報がデバイス上の Workspace ONE UEM Agent にプッシュされ、これらのサーバのショートカットが Horizon Client に表示されます。

次のタスク

Workspace ONE UEM Console を使用して Horizon Client アプリケーションを編集し、この変更をデバイスにプッシュすることができます。