ローカル ファイル システムのローカル ファイルを公開アプリケーションで直接開くことができます。この機能は、Windows ベースの公開アプリケーションでのみサポートされます。

この機能が有効な場合、クライアント システムで [別のアプリケーションで開く] コマンドを実行すると、ローカル ファイルを右クリックしたときに使用可能な公開アプリケーションのリストが表示されます。

また、ファイルをダブルクリックしたときに、デフォルトで公開アプリケーションを使用してファイルを開くように設定することもできます。この機能を有効にすると、特定の拡張子を持つローカル ファイル システムのすべてのファイルが、ユーザーがログインしているサーバに登録されます。たとえば、サーバで Microsoft Word が公開アプリケーションになっている場合、ローカルのファイル システムで .docx ファイルをダブルクリックすると、公開アプリケーションである Microsoft Word でファイルを開くことができます。

前提条件

公開アプリケーションでローカル ファイルを開くには、管理者が次の前提条件タスクを実行する必要があります。

  • Horizon Agent でクライアント ドライブのリダイレクト機能をインストールします。デフォルトでは、クライアント ドライブ リダイレクト機能がインストールされています。詳細については、『Horizon リモート デスクトップの機能と GPO』ドキュメントを参照してください。
  • Horizon Client 構成ファイルで、view.enableFileAssociation プロパティを "TRUE" に設定します。詳細については、「Horizon Client の設定およびコマンドライン オプション」を参照してください。

手順

  1. サーバに接続します。
  2. デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウの右上隅で、[設定] ボタン(歯車のアイコン)をクリックし、左側のペインで [アプリケーション] を選択します。
  3. ローカル ファイル システムのローカル ファイルを公開アプリケーションで開く機能を有効にするには、[ホスト型アプリケーションでローカル ファイルを開く] チェックボックスをオンにします。[設定] ウィンドウを閉じます。

    [設定] ウィンドウの [アプリケーション] パネルで [ホスト型アプリケーションでローカル ファイルを開く] オプションを選択します。
  4. ローカル ファイル システムのファイルを公開アプリケーションで開きます。
    • 一回だけ公開アプリケーションでファイルを開くには、ファイルを右クリックして、[別のアプリケーションで開く] を選択します。必要に応じて、すべてのアプリケーションを表示するオプションを選択します。リストから公開アプリケーションを選択します。
      公開アプリケーションを選択してローカル ファイルを開きます。
    • 指定されたファイル拡張子のすべてのファイルを開くデフォルト アプリケーションとして公開アプリケーションを設定するには、ファイルを右クリックして、[プロパティ] を選択します。[プロパティ] ウィンドウのコントロールを使用して、公開アプリケーションをデフォルトとして設定します。