URL コンテンツ リダイレクト機能を使用すると、URL コンテンツをクライアント マシンからリモート デスクトップまたは公開アプリケーションにリダイレクトしたり(クライアントからエージェントへのリダイレクト)、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションからクライアント マシンにリダイレクトできます(エージェントからクライアントへのリダイレクト)。

たとえば、エンド ユーザーは、クライアントでネイティブ Microsoft Word アプリケーションのリンクをクリックして、リモートの Internet Explorer アプリケーションでリンクを開くことができます。また、リモートの Internet Explorer アプリケーションのリンクをクリックして、クライアント マシンのネイティブ ブラウザでリンクを開くこともできます。リダイレクトには、HTTP、mailto、callto など、任意の数のプロトコルを設定できます。

注: callto プロトコルは Chrome ブラウザでの URL コンテンツ リダイレクトには対応していません。
Web ブラウザ
次のブラウザで URL を入力またはクリックすると、この URL にリダイレクトされます。
  • Internet Explorer 9、10 および 11
  • 64 ビットまたは 32 ビットの Chrome 60.0.3112.101 以降の公式ビルド(Horizon 7 バージョン 7.4 以降が必要)
URL コンテンツ リダイレクトは、Microsoft Edge ブラウザなどの、Windows 10 ユニバーサル アプリケーション内でクリックされるリンクには動作しません。
クライアント システム
Chrome ブラウザで URL コンテンツ リダイレクトを使用するには、Chrome 向け VMware Horizon URL コンテンツ リダイレクト ヘルパー拡張機能を有効にする必要があります。URL コンテンツ リダイレクト ルールが設定されている Connection Server インスタンスに接続したときに、この拡張機能はインストールされていますが、有効になっていません。拡張機能を有効にするには、Connection Server インスタンスに接続した後 Chrome を再起動し、拡張機能を有効にするよう求められたら、 [拡張機能を有効にする] をクリックします。
初めて Chrome ブラウザから URL がリダイレクトされる際は、URL を Horizon Client で開くよう求められます。URL コンテンツ リダイレクトを行う場合は、 [VMware Horizon Client を開く] をクリックしてください。 [VMware Horizon Client リンクの選択内容を保存] チェック ボックスを選択すると、このプロンプトは次回から表示されなくなります。
リモート デスクトップまたは公開アプリケーション
Horizon Agent がインストールされている場合、Horizon 管理者は URL コンテンツ リダイレクトを有効にする必要があります。詳細については、『 Horizon 7 での仮想デスクトップのセットアップ』または『 Horizon 7 での公開されたデスクトップとアプリケーションのセットアップ』ドキュメントを参照してください。
Chrome ブラウザで URL コンテンツ リダイレクトを使用するには、Horizon 管理者側で Windows エージェント マシンに VMware Horizon URL コンテンツ リダイレクト ヘルパー拡張機能をインストールし有効にしておく必要があります。詳細は、Horizon 7 バージョン 7.4 以降の『 Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』ドキュメントを参照してください。

また、Horizon 管理者は、Horizon Client がクライアントからリモート デスクトップまたは公開アプリケーションに URL コンテンツをリダイレクトする方法、または Horizon Agent がリモート デスクトップまたは公開アプリケーションからクライアントに URL コンテンツをリダイレクトする方法も設定する必要があります。全詳細については、『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』ドキュメントの「URL コンテンツ リダイレクトの構成」を参照してください。