Mac クライアント向けに Horizon の環境をセットアップするには、特定の接続サーバの構成を使用し、クライアントとサーバのシステム要件に適合させ、VMware の Web サイトから Horizon Client for Mac をダウンロードしてインストールします。 Mac クライアントのシステム要件Horizon Client をインストールする Mac とその周辺機器は、一定のシステム要件を満たしている必要があります。 リアルタイム オーディオ ビデオのシステム要件リアルタイム オーディオビデオは、標準的な Web カメル、USB オーディオ、アナログ オーディオ デバイスで動作します。この機能は、標準的な会議アプリケーションでも動作します。リアルタイム オーディオビデオをサポートするには、Horizon 環境が特定のソフトウェアおよびハードウェア要件を満たす必要があります。 スマート カード認証の要件ユーザー認証にスマート カードを使用するクライアント デバイスは、特定の要件を満たす必要があります。 Touch ID 認証の要件Horizon Client でユーザー認証に Touch ID を使用するには、特定の要件を満たす必要があります。 OPSWAT の統合要件一部の企業では、管理者がサードパーティの OPSWAT MetaAccess アプリケーションに Unified Access Gateway を統合する場合があります。この統合は通常、会社の BYOD(個人所有デバイスの持ち込み)環境にある管理対象外デバイスで使用されるため、Horizon Client デバイスにデバイス承諾ポリシーを定義できます。 URL コンテンツ リダイレクトを使用するための要件URL コンテンツ リダイレクト機能を使用すると、URL コンテンツをクライアント マシンからリモート デスクトップまたは公開アプリケーションにリダイレクトしたり(クライアントからエージェントへのリダイレクト)、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションからクライアント マシンにリダイレクトできます(エージェントからクライアントへのリダイレクト)。 Horizon Client と Skype for Business を使用するための要件仮想インフラストラクチャに影響を及ぼしたり、ネットワークを過負荷状態にすることなく、エンド ユーザーは仮想デスクトップ内で Skype for Business を実行できます。Skype で音声通話またはビデオ通話の実行中は、すべてのメディア処理が仮想デスクトップではなく、クライアント コンピュータで実行されます。 セッション共同作業機能の要件セッション共同作業機能を使用すると、他のユーザーを既存のリモート デスクトップ セッションに招待できます。セッション共同作業機能を使用するには、Horizon 環境が特定の要件を満たしている必要があります。 サポートされているデスクトップのオペレーティング システムHorizon 管理者は、ゲスト OS を実行する仮想マシンを作成して、ゲスト OS にエージェント ソフトウェアをインストールします。エンド ユーザーは、クライアント デバイスからこれらの仮想マシンにログインできます。 Horizon Client 向けの Connection Server の準備エンド ユーザーがサーバに接続して、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションにアクセスするには、Horizon 管理者が特定の Connection Server を設定する必要があります。 macOS アクセシビリティ機能へのアクセスの許可クライアント システムで macOS Mojave (10.14) が実行されている場合、リモート デスクトップや公開アプリケーション内でキーボードとマウスのパフォーマンスを最適な状態にするため、システムのアクセシビリティ機能へのアクセスを Horizon Client に許可する必要があります。 Mac への Horizon Client のインストール Horizon Client は、ディスク イメージ ファイルから Mac クライアント システムにインストールします。 Horizon Client のオンライン アップグレード起動するときに毎回アップデートを確認し、インストールするように Horizon Client を構成できます。手動でアップデートを確認してインストールすることもできます。 Dock への Horizon Client の追加 Horizon Client は、Mac クライアント システムの Dock に追加できます。 Horizon Client の証明書検証モードの設定Horizon Client とサーバ間の接続でサーバ証明書が確認されます。証明書は、デジタル形式の識別情報で、パスポートや運転免許証のような役割を果たします。 エンド ユーザーの証明書確認モードの設定エンド ユーザーの証明書確認モードを設定できます。たとえば、完全な検証を常に実行するように設定できます。証明書確認は、サーバと Horizon Client 間の TLS 接続に対して実行されます。 TLS 詳細オプションの構成 Horizon Client とサーバ間、または Horizon Client と Horizon Agent 間の通信を暗号化するために Horizon が使用するセキュリティ プロトコルと暗号化アルゴリズムを選択できます。 ログ ファイル収集値の構成 Horizon Client は、Mac クライアントの ~/Library/Logs/VMware Horizon Client ディレクトリにログ ファイルを生成します。管理者は、Mac クライアントの /Library/Preferences/com.vmware.horizon.plist ファイルにキーを設定すると、ログ ファイルの最大数とログ ファイルを保存する最大日数を設定できます。 VMware Blast オプションの構成VMware Blast 表示プロトコルを使用するリモート デスクトップ セッションと公開アプリケーション セッションに VMware Blast オプションを設定できます。 カーソル イベント処理の設定Mac クライアント システムの場合は、~/Library/Preferences/VMware Horizon View/config ファイルで設定を行うと、カーソル イベント処理をカスタマイズできます。 エンド ユーザー向けの VMware Blast オプションの設定Mac クライアントで /Library/Preferences/com.vmware.horizon.plist ファイルにキーを設定すると、エンド ユーザーが VMware Blast HEVC とプロキシ サーバのオプションを変更できないようにすることができます。 Horizon Client データ共有の設定Horizon 管理者が VMware カスタマー エクスペリエンス向上プログラム (CEIP) への参加を選択している場合、VMware は Connection Server 経由でクライアント システムから匿名データを収集して受信します。このクライアント データを Connection Server と共有するかどうかを設定できます。