エンド ユーザーにどの表示プロトコルと機能を使用できるようにするかを計画する場合、以下の情報を使用して、どのゲスト OS がこの機能をサポートするかを判断します。

表 1. Windows 仮想デスクトップでサポートされる機能
機能 Windows 10 デスクトップ Windows 8.x デスクトップ Windows 7 デスクトップ Windows Server 2012 R2、Windows Server 2016 または Windows Server 2019 デスクトップ
RSA SecurID または RADIUS X X X X
シングル サインオン X X X X
PCoIP 表示プロトコル X X X X
RDP 表示プロトコル
VMware Blast 表示プロトコル X X X X
USB リダイレクト X X X X
クライアント ドライブのリダイレクト X X X X
リアルタイム オーディオビデオ (RTAV) X X X X
Windows 7 MMR
仮想印刷 X X X X
VMware Integrated Printing X X X X
ロケーション ベースの印刷 X X X X
スマート カード X X X X
複数のモニター X X X X

Windows Server 2016 リモート デスクトップでは、Horizon Agent 7.0.2 以降が必要です。Windows Server 2019 リモート デスクトップでは、Horizon Agent 7.7 以降が必要です。

上記の機能の詳細については、『Horizon 7 アーキテクチャの計画』を参照してください。

RDS ホストで公開されたデスクトップの機能サポート

RDS ホストは、Windows リモート デスクトップ サービスと View Agent またはHorizon Agentがインストールされたサーバ コンピュータです。RDS ホスト上のリモート デスクトップ セッションは複数のユーザーによる同時利用が可能です。RDS ホストには物理マシンまたは仮想マシンのいずれかを使用できます。

注: 次の表には、サポートされている機能のみが記載されています。View Agent の最小バージョンを指定するテキストがある場合、「以降」というテキストは、 Horizon Agent7.0.x 以降を含むことを示します。
表 2. RDS ホストでサポートされる機能
機能 Windows Server 2012 R2 RDS ホスト Windows Server 2016 RDS ホスト Windows Server 2019 RDS ホスト
RSA SecurID または RADIUS X Horizon Agent 7.0.2 以降 Horizon Agent 7.7 以降
スマート カード X Horizon Agent 7.0.2 以降 Horizon Agent 7.7 以降
シングル サインオン X Horizon Agent 7.0.2 以降 Horizon Agent 7.7 以降
PCoIP 表示プロトコル X Horizon Agent 7.0.2 以降 Horizon Agent 7.7 以降
VMware Blast 表示プロトコル Horizon Agent 7.0 以降 Horizon Agent 7.0.2 以降 Horizon Agent 7.7 以降
HTML Access X

(仮想マシン専用)

Horizon Agent 7.0.2 以降 Horizon Agent 7.7 以降
USB リダイレクト X Horizon Agent 7.0.2 以降 Horizon Agent 7.7 以降
クライアント ドライブのリダイレクト X Horizon Agent 7.0.2 以降 Horizon Agent 7.7 以降
仮想印刷 View Agent 6.2.x から Horizon Agent 7.6(仮想マシンのみ)

Horizon Agent 7.7 以降(仮想マシンと物理マシン)

Horizon Agent 7.0.2 から Horizon Agent 7.6(仮想マシンのみ)

Horizon Agent 7.7 以降(仮想マシンと物理マシン)

Horizon Agent 7.7 以降
VMware Integrated Printing Horizon Agent7.9 以降 Horizon Agent7.9 以降 Horizon Agent7.9 以降
ロケーション ベースの印刷 View Agent 6.2.x から Horizon Agent 7.6(仮想マシンのみ)

Horizon Agent 7.7 以降(仮想マシンと物理マシン)

Horizon Agent 7.0.2 から Horizon Agent 7.6(仮想マシンのみ)

Horizon Agent 7.7 以降(仮想マシンと物理マシン)

Horizon Agent 7.7 以降
複数のモニター X Horizon Agent 7.0.2 以降 Horizon Agent 7.7 以降
リアルタイム オーディオビデオ (RTAV) Horizon Agent 7.0.2 以降 Horizon Agent 7.0.3 以降 Horizon Agent 7.7 以降

各ゲスト OS でサポートされるエディションについては、Horizon 7 のインストールを参照してください。

固有機能の制限事項

Windows デスクトップで Horizon Client for Mac をサポートされている特定の機能には、いくつかの制限があります。

表 3. 固有機能の要件
機能 要件
リアルタイム オーディオビデオ リアルタイム オーディオ ビデオのシステム要件を参照してください。
公開デスクトップと公開アプリケーションでの仮想印刷(ロケーション ベースの印刷を含む)

Windows Server 2016 RDS ホストの場合、Horizon Agent 7.0.2 以降が必要です。

Windows Server 2019 RDS ホストの場合、Horizon Agent 7.7 以降が必要です。

Horizon Agent 7.7 以降では、仮想マシンと物理マシンの両方の RDS ホストがサポートされます。Horizon Agent 7.6 以前では、仮想マシンの RDS ホストのみがサポートされます。

VMware Integrated Printing Horizon Agent 7.9 以降が必要です。

Linux デスクトップでサポートされる機能

一部の Linux ゲスト OS がサポートされています。サポートされている Linux オペレーティング システムと機能については、『Horizon 7 for Linux デスクトップのセットアップ』を参照してください。