Horizon Client for Mac は、使い慣れた個人用のデスクトップとアプリケーション環境を提供します。エンド ユーザーは、各自のローカル コンピュータに接続された USB デバイスやその他のデバイスにアクセスしたり、ローカル コンピュータで検出できる任意のプリンタにドキュメントを送信したり、スマート カードで認証したり、複数のディスプレイ モニターを使用したりできます。
Mac クライアントの機能サポート一覧 エンド ユーザーにどの表示プロトコルと機能を使用できるようにするかを計画する場合、以下の情報を使用して、どのゲスト OS がこの機能をサポートするかを判断します。
サポートされる言語 ユーザー インターフェイスとドキュメントは、英語、日本語、フランス語、ドイツ語、簡体字中国語、繁体字中国語、韓国語、およびスペイン語で利用可能です。
キーボード入力ソース言語の同期 リモート デスクトップに接続すると、Mac クライアント システムのキーボード入力ソース言語がリモート デスクトップで同期されます。
モニターおよび画面解像度 VMware Blast 表示プロトコルまたは PCoIP 表示プロトコルを使用すると、リモート デスクトップを複数のモニターに拡大できます。Retina Display の Mac であれば、リモート デスクトップをフル解像度で表示できます。
USB デバイスの使用 USB リダイレクト機能を使用すると、小型のフラッシュ ドライブなど、ローカルで接続された USB デバイスをリモート デスクトップまたは公開アプリケーションで使用できます。
Web カメラおよびマイクロフォンの使用 リアルタイム オーディオビデオ機能を使用すれば、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションでローカル クライアント システムの Web カメラまたはマイクを使用できます。リアルタイム オーディオビデオは、標準の会議アプリケーションやブラウザ ベースのビデオ アプリケーションと互換性があります。標準の Web カメラ、オーディオ USB デバイス、アナログ オーディオ入力をサポートします。
リモート デスクトップ セッションの共有 セッション共同作業機能を使用すると、他のユーザーを既存のリモート デスクトップ セッションに招待できます。この方法で共有されているリモート デスクトップ セッションは、共同作業セッションといいます。別のユーザーとセッションを共有するユーザーは、セッション所有者といいます。共有セッションに参加するユーザーはセッション共同作業者といいます。
テキストとイメージのコピー アンド ペースト デフォルトでは、クライアント システムからリモート デスクトップまたは公開アプリケーションにコピー アンド ペーストを行うことができます。リモート デスクトップや公開アプリケーションからクライアント システムにコピー アンド ペーストを行うこともできます。また、2 つのリモート デスクトップまたは公開アプリケーション間でもコピー アンド ペーストが可能です。ただし、Horizon 管理者がこれらの機能を有効にしている必要があります。
ドラッグ アンド ドロップ ドラッグ アンド ドロップ機能は、Horizon Agent のバージョンと機能の設定によって動作が異なります。
公開アプリケーションの使用 Mac の多くの機能が公開アプリケーションで使用できます。
リモート デスクトップや公開アプリケーションに Touch Bar を活用する Touch Bar を使用して、リモート デスクトップや公開アプリケーションと通信できます。この機能には、macOS Sierra (10.12) 以降が必要です。
リモート デスクトップまたは公開アプリケーションからの印刷 リモート デスクトップまたは公開アプリケーションから、ネットワーク プリンタまたはローカル接続のプリンタで印刷することができます。
PCoIP クライアントサイド イメージ キャッシュ PCoIP クライアントサイド イメージ キャッシングでは、データの再転送を回避するためにイメージ コンテンツをクライアントに保存します。この機能はバンド幅の使用を減らします。