クリップボード監査機能を有効にすると、Horizon Agent は、コピーアンドペースト アクティビティに関する情報をエージェント マシンのイベント ログに記録します。デフォルトでは、クリップボード監査機能は無効になっています。
クリップボード監査機能を有効にするには、VMware Blast または PCoIP の [クリップボード監査の設定] グループ ポリシー設定を使用する必要があります。
エージェント マシンに Horizon Agent 7.6 がインストールされている場合、エージェント マシンからクライアント コンピュータにコピーされたクリップボード データの情報だけがイベント ログに記録されます。エージェント マシンに Horizon Agent7.7 以降がインストールされている場合、クリップボード監査機能がクライアント コンピュータからエージェント マシンにコピーされたデータの情報のみを記録するのか、エージェント マシンからクライアント コンピュータにコピーされたデータの情報のみを記録するのか、あるいはその両方を記録するのかを構成できます。
オプションで、VMware Blast または PCoIP に [クライアントが監査をサポートしていないときに、クライアント側へのクリップボードのリダイレクトをブロックするかどうかを設定します] グループ ポリシー設定を使用して、クリップボード監査機能をサポートしていないクライアントでクリップボード リダイレクトをブロックするかどうか指定できます。
これらのグループ ポリシー設定の詳細については、『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』で「VMware Blast ポリシー設定」と「PCoIP クリップボード設定」を参照してください。
コピーアンドペースト アクティビティの情報が記録されるイベント ログの名前は VMware Horizon RX Audit です。エージェント マシンでイベント ログを表示するには、Windows イベント ビューアを使用します。イベント ログを一元的に表示するには、VMware Log Insight または Windows Event Collector を設定します。Log Insight の詳細については、https://docs.vmware.com/jp/vRealize-Log-Insight/index.html を参照してください。Windows Event Collector の詳細については、Microsoft のドキュメントを参照してください。