コマンド ラインから Horizon Client をインストールするには、インストーラのファイル名を入力し、インストール コマンドとプロパティを指定します。コマンド ラインから Horizon Client をサイレント モードでインストールできます。
前提条件
- クライアント システムがサポートされているオペレーティング システムを使用していることを確認します。Windows クライアント システムのシステム要件を参照してください。
- クライアント システムに管理者としてログインできることを確認します。
- ドメイン コントローラに最新のパッチが適用済みで、十分な空きディスク領域があり、互いに通信できることを検証します。それ以外の場合は、Windows 8.1 システムでインストーラを実行すると、インストーラが処理を終了するまでに通常よりも長い時間がかかることがあります。マシンのドメイン コントローラまたは階層内にある他のドメイン コントローラが応答していないか、これらのコントローラに接続できない場合に、この問題が発生します。
- FIPS 準拠の暗号を使用して Horizon Client をインストールする場合は、クライアントのオペレーティング システムで FIPS モードを有効にします。Windows クライアント オペレーティング システムでの FIPS モードの有効化を参照してください。
- エンド ユーザーが現在ログインしているユーザーとして Horizon Client およびリモート デスクトップにログインできる機能を使用するかどうかを決定します。ユーザーがクライアント システムにログインするときに入力した認証情報が、Connection Server インスタンスに渡され、最終的にはリモート デスクトップに渡されます。一部のクライアント OS はこの機能をサポートしていません。
- Horizon Client インストール コマンドについて理解しておきます。Horizon Client のインストール コマンドを参照してください。
- Horizon Client インストール プロパティについて理解しておきます。Horizon Client のインストール プロパティを参照してください。
- エンド ユーザーがリモート デスクトップからローカルに接続された USB デバイスにアクセスできるようにするかどうかを決定します。あるいは、機能リストに ADDLOCAL インストール プロパティを設定し、USB 機能を除外します。詳細については、Horizon Client のインストール プロパティを参照してください。
- Connection Server インスタンスの完全修飾ドメイン名 (FQDN) をエンド ユーザーが入力する必要がないようにする場合は、インストールの間に指定できるように FQDN を決定します。
手順
結果
指定したインストール コマンドとプロパティに基づいて、インストーラが Horizon Client をインストールします。/silent インストール コマンドを指定した場合、ウィザード プロンプトは表示されません。
インストーラによって、VMware Horizon Client (horizon_client_service) および VMware USB Arbitration Service (VMUSBArbService) などの Windows サービスがインストールされます。
例: インストール コマンドの例
次のコマンドは、Horizon Client をインタラクティブにインストールし、URL コンテンツ リダイレクト機能を有効にします。
VMware-Horizon-Client-y.y.y-xxxxxx.exe URL_FILTERING_ENABLED=1
次のコマンドは、Horizon Client をサイレント モードでインストールします。インストール中に再起動プロンプトは表示されません。
VMware-Horizon-Client-y.y.y-xxxxxx.exe /silent /norestart
次のタスク
Horizon Client のインストール時に URL コンテンツ リダイレクト機能を有効にした場合には、機能がインストールされていることを確認します。URL コンテンツ リダイレクトのインストールの確認を参照してください。
Horizon Client を起動して、正しいリモート デスクトップまたは公開アプリケーションにログインできることを確認します。リモート デスクトップまたは公開アプリケーションへの接続を参照してください。