iOS デバイス ユーザー用に Horizon Client のカスタム デバイス フレンドリ名を作成するように、Workspace ONE UEM を構成できます。

Apple のプライバシー ポリシーの変更により、iOS 16 以降、iOS クライアントはデバイスのフレンドリ名を Apple から取得できなくなりますが、代わりに「iPhone」や「iPad」などの一般的な名前を取得できます。

この変更に対処するために、VMware iOS クライアントでは、Workspace ONE UEM の管理者がデバイスのフレンドり名を作成および定義できるようになりました。クライアント デバイスにインストールされた Intelligent Hub は、この新しい構成をクライアントに送信します。iOS クライアントは構成を解析し、結果を iOS デバイスのフレンドリ名としてブローカーに送信できます。このフレンドリ名は、ユーザーがデバイスにサーバへのアクセス権を付与するかどうかを決定するために使用できます。

ポリシーの変更の詳細については、「https://developer.apple.com/documentation/bundleresources/entitlements/com_apple_developer_device-information_user-assigned-device-name」を参照してください。

前提条件

手順

  1. 管理者として Workspace ONE UEM Console にログインします。
  2. [アプリとブック] > [詳細表示] を選択して、[[割り当て]] をクリックします。
  3. [割り当ての名前]を選択します。
  4. [配布] ページで、[アプリケーション構成] を選択して [追加] をクリックします。
  5. [構成キー] テキスト ボックスに「custom_device_friendly_name」と入力します。
  6. [値の種類] ドロップダウン メニューで、[文字列] を選択します。
  7. [構成値] テキスト ボックスに、適切なテキスト値を JSON 形式で入力します。たとえば、{DeviceFriendlyName} と入力できます。これは、Workspace ONE UEM Console のデバイス フレンドリ名であることを意味します。管理者は、任意の一意のデバイス名に値を設定できます。

結果

Workspace ONE UEM によって構成された名前を表示するには、Horizon Client for iOS で [設定] > [データの共有を許可する] > [デバイスのカスタム フレンドリ名] の順に移動します。