Horizon Cloud Service - next-gen では、プール グループ クライアントを直接接続として構成できるため、内部 Horizon Client ユーザーは、Unified Access Gateway の外部 FQDN を使用することなく、デスクトップやエージェントなどの内部リソースに直接接続できます。

プール グループ内のクライアントがデスクトップやエージェントなどの内部リソースに直接接続し、Unified Access Gateway をバイパスすることを許可できます。プール グループの作成または編集中に [Direct Connect] オプションを指定できます。[Direct Connect] オプションは、任意のタイプのプール グループ(専用、フローティング、またはマルチセッション)で使用できます。

このオプションを構成するには、まず次の前提条件を満たす必要があります。
  • 管理者として、プール グループの [Direct Connect] オプションを指定します。

    Horizon Universal Console[リソース] > [プール グループ] をクリックし、[ポリシー] ステッパー ページの [クライアント] セクションで [直接接続のみ] オプションを有効にします。

  • 管理者として、Direct Connect で使用できる内部ネットワーク範囲を指定します。

    Horizon Universal Console で、[設定] > [クライアントの設定] > [ネットワーク範囲] をクリックし、Direct Connect に使用できる内部ネットワーク範囲を指定します。

既存のプール グループを編集して Direct Connect を許可する例を次に示します。

  1. Horizon Universal Console を開きます。
  2. [リソース] > [プール グループ] をクリックします。
  3. 既存のプール グループを選択して、[編集] をクリックします。
  4. [2.ポリシー] ページで、ページの [クライアント] セクションにある [直接接続のみ] トグル ボタンを有効にします。

    [直接接続のみ] ボタンを有効にすると、[内部アクセスのみ] ボタンが自動的に有効になります。この設定は現在、[直接接続のみ] オプションとは別にアクセスすることはできません。詳細については、両方のボタンの説明ヘルプ テキストを参照してください。

  5. [保存] をクリックします。

確認のために、プール グループのポリシーのサマリ ページで、[仲介] セクションの [直接接続のみ] オプションのステータスを表示できます。

このオプションは、エンド ユーザーに対して次のように表示されます。
  • ユーザーが内部ユーザーではなく、構成された IP アドレス範囲の外部から接続している場合、[直接接続のみ] として構成されているプール グループの資格は表示されません。
  • ユーザーが内部ユーザーの場合、[直接接続のみ] として構成されているプール グループの資格は、Unified Access Gateway の関与なしに起動されます。その他の資格は、Unified Access Gateway を使用して起動されます。

プール グループの作成に関する関連情報については、「単一セッション プール グループの作成」および「マルチセッション プール グループの作成」を参照してください。