バージョンのクローンを作成することなく、既存の Microsoft Azure Compute Gallery イメージに新しいバージョンを追加できます。既存のイメージのバージョンとして追加できるのは、類似のタイプのイメージのみです。

手順

  1. Horizon Universal Console[ホーム] ページの [イメージ] タイルをクリックします。
  2. [イメージ] ページで、[Microsoft Azure Compute Gallery] から追加された [イメージ名] をクリックして、[イメージ] ページに移動します。
  3. [追加] をクリックして、[イメージ バージョンの追加] ページに移動します。
  4. [ソース] セクションで、[Microsoft Azure Compute Gallery] の下の [次へ] をクリックします。
  5. [ソースの詳細] セクションの [ターゲット] サブセクションで、[サイト][Horizon Edge][プロバイダ] を選択します。
  6. [ソース イメージ バージョンの詳細] サブセクションで、Microsoft Azure ポータルから [Microsoft Entra ID テナント ID] を追加します。イメージ定義のイメージ バージョンにある JSON View リンクをクリックして、Microsoft Azure ポータルの Active Directory プロパティから取得した [リソース ID] を追加します。イメージが Horizon Universal Console を使用して公開された場合、この ID はコンソールの [イメージ バージョンの詳細] ページにある [イメージ コピー] グリッドの [ロケーション パス] 列から取得できます。
    選択したターゲット [Horizon Edge] のプライマリ プロバイダに、ソース イメージ、またはイメージを含むリソース グループへの Microsoft Azure RBAC 読み取りアクセス権があることを確認します。また、ソース イメージが Horizon Agent ですでに公開されていることを確認します。
  7. イメージ属性については、[ソース イメージからコピー] および [オーバーライド] を選択します。
    1. [ソース イメージからコピー] を選択した場合は、Horizon Universal Console を使用してイメージを公開したアカウントの [組織 ID] を追加します。この ID は、そのアカウントのユーザー/組織設定で取得できます。[ソース イメージからコピー] オプションでは、ソース イメージ バージョンの属性が使用されます。
      [OS 名][OS タイプ][セッション タイプ] がソース イメージから自動的にコピーされます。
      VMware Managed Services Provider (MSP) でサポートされている場合は、MSP 組織のプロバイダから自分のプロバイダにイメージをコピーできます。このプロセスでは、自分の組織以外の外部組織 (MSP) に対応する Horizon カタログ内の公開済みソース イメージを利用します。MSP は、サーバに存在するアプリケーションの詳細を含む完全なイメージまたはマルチセッション イメージを提供します。
      [ソース イメージからコピー] オプションは、MSP 組織のカタログで使用可能な既存の Horizon イメージ バージョンを使用してバージョンを追加する場合に適用されます。
    2. [オーバーライド] を選択した場合は、[OS][OS タイプ]、および [セッション タイプ] を選択する必要があります。
      [オーバーライド] オプションは、Horizon カタログにないソース イメージをコピーする場合に適用されます。たとえば、Horizon プロバイダのサブスクリプションから読み取り可能な外部サブスクリプションのイメージなどです。
      外部イメージを追加する場合は、ソース イメージに最新の Horizon Agent がインストールされていることを確認します。インストールされていないと、このイメージのデスクトップ/サーバ プールの一部として作成された仮想マシンでエラーが発生する可能性があります。

      ソース イメージの作成に使用される Microsoft Azure Marketplace イメージの公開者、オファー、SKU が、ソース Azure Compute Gallery のイメージ定義で設定されていることを確認します。公開者、オファー、SKU の値は、新しい Azure Marketplace イメージをインポートするときにリストされるサポート対象イメージの既存のリストと一致する必要があります。

      ソース イメージは、必要なエージェントとソフトウェアで汎用化された、すでに公開されているイメージです。したがって、ユーザーの組織への同じイメージのコピーをプールで直接使用できます。他のサブスクリプションまたはリージョンに再公開することもできます。プロバイダには、ソース イメージへの適切な RBAC アクセス権が必要です。
  8. [仮想マシンの詳細] サブセクションで [仮想マシン モデル タイプ] および [仮想マシン モデル] を選択します。
    注: [仮想マシン モデル] リストには、イメージと同じ世代タイプの仮想マシン モデルのみが一覧表示されます。
  9. [仮想マシンの管理者認証情報] サブセクションで、イメージのオペレーティング システムにアクセスし、イメージ変換プロセスで使用するローカル管理者アカウントの [ユーザー名][パスワード] を追加します。
  10. [ソフトウェア アシュアランスを備えた Windows ライセンス][チェック ボックス]を選択します。
  11. [ターゲット バージョン] セクションで、[バージョンのタイプ] として [メジャー] または [マイナー] を選択します。
    1. [メジャー] を選択すると、選択した内容と、イメージの既存のバージョンに基づいて、[想定されるバージョン番号] が自動的に入力されます。
    2. [マイナー] を選択した場合は、[次のバージョン未満のバージョンを追加] にメジャー バージョン番号を追加します。その下に [マイナー] バージョンを追加すると、[想定されるバージョン番号] が自動的に入力されます。
  12. [マーカー] フィールドに新しいマーカーを追加できます。マーカーに一意の名前を付けます。イメージの保存時に新しいマーカーが保存されます。