コマンド ラインから AppCapture を実行できます。

このタスクについて

注:

アプリケーションのキャプチャは、マウント先と同じオペレーティング システムから実行する必要があります。たとえば、Win7x64 オペレーティング システムを使用している場合は、Win7x64 オペレーティング システムの類似または同一の基本イメージを使用してアプリケーションをキャプチャする必要があります。

前提条件

  1. AppCapture は管理者として実行する必要があります。

  2. Windows のユーザー アカウント制御 (UAC) が無効になっていることを確認します。UAC を無効にする方法については、http://windows.microsoft.com/en-us/windows/turn-user-account-control-on-off#1TC=windows-7 を参照してください。

  3. CLI コマンド AppCapture.exe が、C:\Program Files (x86)\VMware\AppCapture(64 ビット マシン)または C:\Program Files\VMware\AppCapture(32 ビット マシン)にインストールされていることを確認します。

  4. AppCapture.exe コマンドのオプションについては、AppCapture のコマンドライン オプションを参照してください。

手順

  1. システムのスナップショットを作成します。

    キャプチャ セッションの後、スナップショットに戻すことができます。

  2. コンソール ウィンドウを開きます。
  3. AppCapture.exe コマンド (AppCapture.exe /n your_appstack_name) を実行します。

    この時点では Enter キーを押さないでください。

    AppStack 仮想マシン ディスクは通常 1 分以内で準備が完了します。

  4. AppCapture コンソール ウィンドウを最小化し、通常の Windows インストールを実行してアプリケーション インストーラをキャプチャします。
    1. すべてのアプリケーションをデフォルトで C: ドライブにインストールすることを受け入れます。インストール操作は仮想出力ディスクにリダイレクトされます。
    2. インストーラが再起動を求める場合は、再起動が完了するまで待機します。
    3. ThinApp MSI パッケージも、使用可能であれば実行できます。これらのパッケージは、他のアプリケーションの MSI パッケージをインストールする場合と同様にインストールできます。ThinApp MSI パッケージの作成方法については、ThinApp の最新のドキュメントを参照してください。
  5. 仮想ディスクの作成を終了します。
    1. この AppStack にキャプチャする必要のあるすべてのインストーラの実行が完了したら、コンソール ウィンドウに戻ります。
    2. Enter キーを押して再起動を開始し、仮想ディスクの作成を終了します。

      再起動後に、アプリケーションを含む新しい AppStack が表示されます。

    3. 新しい VHD および VMDK ファイルが C:\ProgramData\VMware\AppCapture\appvhds に含まれていることを確認します。
  6. VHD および VMDK ファイルに含まれるアプリケーションを表示するには、AppCapture.exe コマンドを使用します。VHD ファイルについては AppCapture.exe /list my_AppStack_Name.vhd と指定し、VMDK ファイルについては AppCapture.exe /list my_AppStack_Name.vmdk と指定します。
  7. 作成した AppStack を、選択したステージング ファイル共有にコピーします。
  8. 最初のキャプチャ セッションを開始する前に、キャプチャしたシステムのスナップショットに戻します。
  9. ステージングしているファイル共有からシステムに AppStack をコピーします。