Horizon Cloud Connector OVA を vSphere 環境にデプロイする場合、デプロイ プロセスで root ユーザーのパスワードを設定する必要があります。デフォルトでは、このパスワードに有効期限はありません。ただし、ユーザーのセキュリティ ポリシーによっては、root ユーザーに有効期限ポリシーを設定し、root パスワードを定期的に更新する必要があります。

注: Horizon Cloud Connector 仮想アプライアンスにログインした後に、root ユーザーとしてすべてのコマンドを入力する必要があります。パスワード有効期限ポリシーを独自に設定している場合、管理者が定期的にログインし、有効期限が切れる前にパスワードを更新する必要があります。 Horizon Cloud Connector 仮想アプライアンスは、パスワードの有効期限を管理者に通知しません。

手順

  1. root ユーザーのパスワード有効期限ポリシーを設定をするには、次のコマンドを入力します。
    chage -M <Max days before password change> -W <Number of days of warning before password expires> root
    たとえば、パスワードを変更してから 365 日後にパスワードを期限切れにし、パスワードの有効期限の 30 日前から警告を表示するようにするには、次のコマンドを入力します。
    chage -M 365 -W 30 root
  2. root ユーザーの現在のパスワード有効期限ポリシーを表示するには、次のコマンドを入力します。
    chage -l root