Horizon Cloud Connector 仮想アプライアンスの固定 IP アドレスに関する情報は、デプロイされた仮想アプライアンスのコンテナ ファイルに保存されます。Horizon Cloud Connector 仮想アプライアンスの固定 IP アドレスを更新する場合は、別の操作も必要になります。コンテナ設定ファイルを手動で再設定してから、ペアリングされている Horizon ポッドに関連するすべてのデスクトップに新しい固定 IP アドレスの情報を送信する必要があります。

固定 IP アドレスが格納される場所

デプロイされた Horizon Cloud Connector 仮想アプライアンスの固定 IP アドレスは、-/opt/container-data/cc-settings/ip.conf ファイルに保存され、アプライアンス内で実行されるコンテナと共有されます。

たとえば、固定 IP アドレスの情報は次のようにファイルに保存されます。

cc.address=10.117.163.20
プロキシ設定が保存される場所

Horizon Cloud Connector 仮想アプライアンスのプロキシ設定は、-/opt/container-data/cc-settings/proxy.conf に保存され、アプライアンス内で実行されるコンテナと共有されます。

たとえば、プロキシ情報は次のようにファイルに保存されます。

proxyHost=null
proxyPort=0
proxySsl=false
proxyUsername=null
proxyPassword=
noProxyFor=null

前提条件

Horizon Cloud Connector 仮想アプライアンスの新しい固定 IP アドレスを設定し、アプライアンスを Active Directory に参加させます。

手順

  1. /opt/vmware/share/vami/vami_config_net を開きます。
  2. IP アドレスを更新するには、[メニュー番号を入力] 行に「6」と入力し、Enter キーを押します。
  3. [eth0 の IPv4 アドレスを構成] の横に「y」と入力します。
  4. [DHCPv4 サーバを使用...] の横に、「n」と入力します。
  5. 新しい IP アドレスとサブネット マスクを入力します。
  6. 情報が正しいことを確認します。
  7. (オプション)デフォルト ゲートウェイを更新するには、[メニュー番号を入力] 行に「2」と入力し、Enter キーを押します。表示されるフィールドの情報を更新します。
  8. (オプション)DNS を更新するには、[メニュー番号を入力] 行に「4」と入力し、Enter キーを押します。表示されるフィールドの情報を更新します。
  9. vami メニューを閉じます。
  10. -/opt/container-data/cc-settings/ip.conf ファイルで、次の例に示すように cc.address 行を編集します。
    cc.address=10.117.163.20
  11. 次のコマンドを使用して、Kubernetes クラスタをリセットします。
    /opt/vmware/appliance/scripts/reset-keys.sh -r
    /opt/vmware/appliance/scripts/reset-keys.sh -i
  12. 次のコマンドを使用して、アプライアンスを再起動します。
    reboot -f