第 1 世代のテナントのクラウド接続された個別のポッドおよびポッド全体でのキャパシティ、使用状況、および健全性を監視する機能を提供するデータを取得する前に、Cloud Monitoring Service (CMS) を有効にする必要があります。CMS は、Horizon Cloud の中心的なサービスの 1 つです。CMS はテナント レベルで有効になり、その設定はその第 1 世代の Horizon Cloud テナントに接続されているすべてのポッドに適用されます。
Cloud Monitoring Service (CMS) は、監視とレポートの目的で、クラウド接続されたポッドからセッション、アプリケーション、およびデスクトップ データを収集して保存します。データは、第 1 世代のテナント - Horizon Universal Console で提供される Cloud Monitoring Service の統合された可視性および洞察、健全性監視、およびヘルプ デスク機能の紹介で説明するように、コンソールのさまざまな場所に表示されます。
テナントで Cloud Monitoring Service が有効になっている場合は、オプションでエンド ユーザーのセッションに関連するユーザー情報の追跡をオプトインまたはオプトアウトすることもできます。CMS がユーザー セッションについて収集する一般的な情報には、ログインした時間、セッションの期間、およびユーザーごとの平均セッション時間が含まれます。
- ユーザー データの収集をオプトインすると、サービスはこの情報を収集し、第 1 世代の Horizon Cloud 環境を使用している間維持します。「VMware ナレッジベースの記事 KB91183」で説明されているように、このデータは Workspace ONE Intelligence で入手できます。後でユーザー データの収集をしないように決定した場合は、[セッション データ] トグルをオフに切り替えて収集を停止します。その場合、収集したデータを削除することもできます。
- ユーザー データの収集をオプトアウトしたが、監視サービスを有効のままにすると、サービスは一定期間セッション データを収集し、ユーザー名をハッシュしてリアルタイム管理を可能にします。その結果、Horizon ユーザー使用量レポートなどの一部のレポートは使用できません。この場合、システムは、接続されたポッド内のアプリケーションおよびデスクトップに関連する他のデータの収集も継続します。
これらのトグルをオフに切り替えると、以前に収集したデータもすべて削除されます。[セッション データ] トグルを単独でオフに切り替えると、以前に収集されたユーザー関連データは削除されますが、ポッドレベルやセッション関連データなど、他のタイプの収集されたデータはそのまま残ります。[Cloud Monitoring Service] トグルをオフに切り替えると、テナントについて収集されたすべてのデータが削除されます。
前提条件
クラウド接続された Horizon ポッドまたは Microsoft Azure のポッドに対して Cloud Monitoring Service を有効にするには、テナントのポッド フリートに少なくとも 1 つのポッドが必要です。
手順
- をクリックして、コンソールの [全般設定] ページに移動します。
- ページを下にスクロールして、[監視] セクションを見つけます。
- 鉛筆アイコンをクリックして設定を変更します。
- [Cloud Monitoring Service] トグルを使用して、テナント環境のすべてのデータ収集を有効または無効にします。無効にすると、CMS はそのテナント環境内のクラウド接続ポッド全体からデータを収集しません。
- [セッション データ] トグルを使用して、エンド ユーザーのセッションに関連するユーザー情報の追跡をオプトインまたはオプトアウトします。
- [保存] をクリックして、変更を保存します。