元のパスワードを紛失した場合、または変更する場合は、このトピックの手順を使用して、Horizon Cloud Connector アプライアンスの root または ccadmin ユーザーのパスワードをリセットします。

Horizon Cloud Connector の root パスワードをリセットする

root のパスワードをリセットするには、アプライアンスの再起動シーケンスで特定のパラメータを設定する必要があります。

  1. vSphere Client を使用して、Horizon Cloud Connector 仮想アプライアンスのコンソールを起動します。コンソール ウィンドウ内をクリックして、コンソールでカーソルをアクティブにします。
  2. vSphere Client を使用して、アプライアンスを再起動します。OS のスプラッシュ画面が表示されたら、e を入力して GNU GRUB エディタを開きます。
    注: OS のスプラッシュ画面は瞬間的に表示されるため、すばやく e を入力する必要があります。GNU GRUB エディタを開くことができない場合は、アプライアンスを再起動して再試行してください。
  3. GNU GRUB エディタで、linux で始まる行を見つけます。この行の最後にスペースを追加し、その後に rw init=/bin/bash を追加します。

    次のスクリーンショットは、行を変更した後の GNU GRUB エディタの例を示しています。


    GNU GRUB エディタ
  4. F10 を押して、アプライアンスの再起動を再開します。
  5. コマンド プロンプトで、次のコマンドを実行します。
    pam_tally2 --user=root --reset
  6. コマンド プロンプトで、passwd を入力します。新しい root パスワードを入力し、もう一度入力します。
    注: 新しいパスワードが強力なパスワードのセキュリティ基準を満たしていることを確認します。パスワードは 8 文字以上で、少なくとも 1 つの大文字、1 つの数字、および 1 つの特殊文字を含んでいることを確認します。
    パスワードのリセットが完了すると、次の出力が表示されます。
    passwd: password updated successfully
  7. 次の一連のコマンドを実行します。
    umount /
    reboot -f

アプライアンスが再起動した後、新しい root パスワードを使用してログインできます。

Horizon Cloud Connector の ccadmin パスワードをリセットする

ccadmin ユーザーとしてログインできない場合は、次の手順を使用して ccadmin のパスワードをリセットします。たとえば、認証エラーが複数回発生すると、ccadmin アカウントは自動的にロックされます。

  1. vSphere Client を使用して Horizon Cloud Connector 仮想アプライアンスのコンソールを起動し、root ユーザーとしてアプライアンスにログインします。
  2. 次のコマンドを実行します。
    pam_tally2 --user=ccadmin --reset
  3. ccadmin アカウントの新しいパスワードを設定します。
    passwd ccadmin
    
    注: 新しいパスワードが強力なパスワードのセキュリティ基準を満たしていることを確認します。パスワードは 8 文字以上で、少なくとも 1 つの大文字、1 つの数字、および 1 つの特殊文字を含んでいることを確認します。