Horizon ポッドの既存のデスクトップ プールを Universal Broker で使用する場合は、プールを Universal Broker およびマルチクラウド割り当てでの使用に適したものにする必要があります。このドキュメント ページでは、プールがその使用に適した条件について説明します。

Universal Broker は、特定の条件を満たす場合にのみデスクトップ プールをサポートします。

  • Universal Broker によって仲介されるマルチクラウド割り当てで既存のデスクトップ プールを使用するには、以下の手順で説明する必須の設定を使用してプールを構成する必要があります。
  • また、プールからすべてのローカル資格を削除し、プールに含まれる仮想マシンからユーザー割り当てを削除する必要があります。
注: 手動デスクトップ プールは、マルチクラウド割り当てに参加する資格がありません。

手順

  1. デスクトップ プールを含むポッド内の Connection Server インスタンスの Horizon Console ユーザー インターフェイスにログインします。
  2. Horizon Console で、[インベントリ] > [デスクトップ] の順に選択します。リストで、マルチクラウド割り当てで使用するデスクトップ プールを選択し、[編集] をクリックします。
    [プールの編集] ウィザードが開きます。
  3. [全般] タブをクリックします。[ユーザー割り当て] で、[自動割り当てを有効化] を選択します(プール タイプでこのオプションが使用可能な場合)。
  4. [デスクトップ プールの設定] のタブをクリックして、次の設定を指定します。
    • [状態] には [有効] を選択します。
    • [Connection Server の制限] では、[参照] をクリックし、[制限なし] を選択してから [送信] をクリックします。
    • [全般] で、[クラウド管理] を選択します。Universal Broker[クラウド管理] としてマークされたデスクトップ プールのみを認識します。

    クラウド管理設定が選択された Horizon Console の [プールの編集] ウィザード

  5. 構成を保存し、[プールの編集] ウィザードを閉じるには、[OK] をクリックします。
  6. デスクトップ プールからローカル資格をすべて削除するには、[デスクトップ プール] ページでプールを選択し、[資格] > [資格を削除] を選択します。
  7. このプールが専用デスクトップ プールの場合は、プールに含まれる仮想マシンからユーザー割り当てを削除します。
    手順については、ポッドのソフトウェア バージョンに応じて、『 Horizon での仮想デスクトップのセットアップ』(Horizon 7 7.13 バージョンの場合)または『 Horizon の Windows デスクトップとアプリケーション』( VMware Horizon 8 バージョン 2006 以降の場合)のいずれかのガイドを参照してください。

次のタスク

デスクトップ プールがマルチクラウド割り当てでの使用に適した構成になったので、Horizon ポッド - VDI デスクトップのマルチクラウド割り当ての作成に進みます。