クラウド接続された Horizon ポッドによってプロビジョニングされた仮想デスクトップをエンド ユーザーに提供するには、マルチクラウド割り当てを作成します。割り当て内のデスクトップ プールは、管理対象状態にある 1 つ以上のクラウド接続 Horizon ポッドに配置できます。
- VDI マルチクラウド割り当てあたりの Horizon ポッドの最大数
- 1 つの VDI マルチクラウド割り当てでサポートされる Horizon Connection Server タイプのポッドの最大数は 5 です。5 つを超えると、VDI マルチクラウド割り当てで使用される仲介テクノロジーである、 Universal Broker の同時負荷が増大します。同時負荷が増大することによって、エンド ユーザーがクライアントで割り当ての表示タイルをクリックして、サービスがそのユーザーを仮想デスクトップにログインさせようとするときに、エラーが発生する可能性があります。
前提条件
- クラウド接続された Horizon ポッドを管理状態に変更します。View ポッド - マルチクラウド割り当てのためのクラウド接続されたポッドの有効化を参照してください。
- Universal Broker のサイトの構成およびUniversal Broker のホーム サイトの構成の説明に従って、仲介環境にサイトとホーム サイトの関連付けを構成します。
- Horizon Console を使用して、割り当てに含めるクラウド接続ポッド上でデスクトップ プールを構成します。
Horizon ポッド - マルチクラウド割り当てに適したデスクトップ プールの作成およびHorizon ポッド - マルチクラウド割り当てに使用する既存のデスクトップ プールを準備するを参照してください。これらのトピックで説明するように、デスクトップ プールが Universal Broker の構成要件を満たしていることを確認します。
手順
結果
割り当てに含まれている各デスクトップ プールは、Horizon Console の [プールの編集] ウィザードで、[クラウド割り当て] としてマークされるようになりました。Horizon Console を使用して、[クラウド割り当て] としてマークされたデスクトップ プールを削除または無効にすることはできません。
注: Horizon Client ユーザーがマルチクラウド割り当てからフローティング デスクトップにログインすると、
[冗長セッションをクリーンアップ] ポリシーが有効になっていても、重複した接続セッションが発生する場合があります。ユーザーが重複するセッションから手動でログアウトしようとすると、「ログオフする現在のセッションがありません。」というエラー メッセージが表示されます。このエラーは、割り当てのポリシーによって重複するセッションがすでに終了している一方で、Horizon Client がセッションの終了状態をまだ反映していないために発生します。ユーザーがエラー メッセージを閉じると、Horizon Client は表示を更新し、重複するセッションは表示されなくなります。