この記事では、Horizon ポッドで使用されるさまざまなデプロイ アーキテクチャについて説明します。Horizon ポッドを第 1 世代 Horizon Cloud にオンボーディングする前に、まずそのデプロイ アーキテクチャを特定する必要があります。これで、Horizon Cloud Connector アプライアンスをそのアーキテクチャにデプロイするために実行する必要がある手順が決定されます。
重要: この情報は、第 1 世代の制御プレーンで第 1 世代のテナント環境にアクセスできる場合にのみ適用されます。
KB-92424 で説明されているように、第 1 世代の制御プレーンは提供終了 (EOA) となりました。詳細については、該当記事を参照してください。
Horizon ポッドは、[オンプレミス]、[オールイン SDDC]、または [フェデレーション] のいずれかのデプロイ アーキテクチャを使用してデプロイできます。
オンプレミス デプロイ アーキテクチャ
Horizon ポッドがオンプレミスでデプロイされると、ポッド コンポーネントは次のようにデプロイされます。
ポッド コンポーネント: | デプロイ先: |
---|---|
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オンプレミス VMware SDDC の vSphere インフラストラクチャ |
注: オンプレミス ポッドを
Horizon Cloud にオンボーディングする場合は、
Horizon Cloud Connector をオンプレミス VMware SDDC の
vSphere インフラストラクチャにデプロイする必要があります。
オールイン SDDC デプロイ アーキテクチャ
Horizon ポッドがオールイン SDDC アーキテクチャを使用してクラウド環境にデプロイされる場合、ポッド コンポーネントは次のようにデプロイされます。
ポッド コンポーネント: | デプロイ先: |
---|---|
|
クラウド環境内の VMware SDDC の vSphere インフラストラクチャ |
注: オールイン SDDC ポッドを
Horizon Cloud にオンボーディングする場合は、
Horizon Cloud Connector を VMware SDDC の
vSphere インフラストラクチャにデプロイする必要があります。
たとえば、VMware Cloud on AWS にデプロイされたオールイン SDDC ポッドについて考えてみます。この場合:
- すべてのポッド コンポーネントは、VMware Cloud on AWS の vSphere インフラストラクチャ内にあります。
- Horizon Cloud Connector を VMware Cloud on AWS の vSphere インフラストラクチャにデプロイする必要があります。
フェデレーション デプロイ アーキテクチャ
Horizon ポッドがフェデレーション アーキテクチャを使用してクラウド環境にデプロイされる場合、ポッド コンポーネントは次のようにデプロイされます。
ポッド コンポーネント: | デプロイ先: |
---|---|
仮想デスクトップ、公開デスクトップ、公開アプリケーション用の仮想マシン | クラウド環境内の VMware SDDC の vSphere インフラストラクチャ |
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VMware SDDC 外のネイティブ クラウド インフラストラクチャ |
注: 連携したポッドを
Horizon Cloud にオンボーディングする場合は、
Horizon Cloud Connector を VMware SDDC 外のネイティブ クラウド インフラストラクチャにデプロイする必要があります。
たとえば、Google Cloud VMware Engine (GCVE) にデプロイされた連携したポッドについて考えてみましょう。この場合:
- 仮想デスクトップ、公開デスクトップ、公開アプリケーション用の仮想マシンは、GCVE の vSphere インフラストラクチャ内にあります。
- Horizon Connection Server、Unified Access Gateway、および App Volumes Manager はすべて、GCVE の外部にあるネイティブの Google Cloud Platform (GCP) インフラストラクチャにあります。
- Horizon Cloud Connector を GCVE 外のネイティブ GCP インフラストラクチャにデプロイする必要があります。