このページでは、Horizon Cloud Connector で CSMS サービスを無効にしておく場合のベスト プラクティスについて説明します。クラウド プレーン内のすべてのテナントが作成されると、CMS が最初にデフォルトで有効になり、明示的にオフに切り替えない限り、そのままになります。CSMS サービスがポッドの Horizon Cloud Connector 内で無効な状態で、テナント アカウントで Cloud Monitoring Service (CMS) 設定がオンに切り替えられると、そのポッドに対して sync failed
エラーが報告されます。
Horizon Cloud Connector で CSMS を無効のままにする場合、ベスト プラクティスとして Horizon Universal Console にログインし、ポッドを Horizon Cloud Connector とペアリングする前にテナント アカウントの CMS 設定をオフに切り替えます。Cloud Monitoring Service (CMS) は各テナントに提供されるクラウドプレーン サービスの 1 つで、CSMS サービスは、クラウド プレーンの CMS と通信するために Horizon Cloud Connector 内で実行されるマイクロサービスです。バージョン 1.9 で基本プロファイルの使用を選択した場合など、Horizon Cloud Connector アプライアンスの一部のデプロイでは、CSMS サービスがデフォルトで無効になります。このようなデプロイでは、クラウドプレーンの Cloud Monitoring Service の機能を利用できる場合、オプションで CSMS サービスを有効にできます。
ただし、テナントで CMS トグルが有効になっているときに CSMS サービスが Horizon Cloud Connector で実行されていない場合は、そのポッドに対して sync failed
エラーが報告されます。CSMS マイクロサービスを無効のままにする場合、この sync failed
メッセージが表示されないようにするには、ポッドを Horizon Cloud Connector とペアリングする前にテナント アカウントの Cloud Monitoring Service をオフに切り替える必要があります。
テナント アカウントの Cloud Monitoring Service をオフに切り替えるには、Horizon Universal Console (cloud.horizon.vmware.com) にログインします。テナントにまだポッドがない場合は、ログイン直後にコンソールの [はじめに] ページが表示されます。CMS トグルは、[全般的なセットアップ] メニューの [Cloud Monitoring Service] 行にあります。[全般的なセットアップ] を展開して、[Cloud Monitoring Service] 行内の [編集] をクリックし、Cloud Monitoring Service をオフに切り替えます。オフに切り替えた後、CSMS マイクロサービスが Horizon Cloud Connector で実行されないままポッドのペアリングを続行し、同時に sync failed
メッセージが表示されないようにすることができます。