ポッドをデプロイし、ポッドのゲートウェイ構成をデプロイして標準的な運用を行う場合、Microsoft Azure のクラウド キャパシティで特定の種類とサイズの仮想マシン (VM) が必要になります。サブスクリプションには、これらの仮想マシンをサポートする適切な割り当てと構成が必要です。個別のサブスクリプションでポッドの外部ゲートウェイをデプロイするオプションを使用している場合、そのサブスクリプションには、その外部ゲートウェイ構成をサポートするための割り当てと構成が必要です。Microsoft Azure のポッドに対して Horizon インフラストラクチャの監視 機能を有効にすると、ポッドのサブスクリプションでは、そのサブスクリプションへの Horizon Edge 仮想アプライアンス のデプロイをサポートするための適切な割り当てと構成が必要になります。

重要: ポッド デプロイ ウィザードは、Microsoft Azure 環境に、指定したポッドとゲートウェイ構成(ある場合)を構築するのに十分なコアの割り当てがあることを検証します。ウィザードで指定したサブスクリプション情報に基づいて十分な割り当てがないとウィザードが判断した場合、画面にメッセージが表示され、ウィザードは次のステップに進みません。

2019 年 9 月リリースのポッド マニフェスト バージョン以降、そのバージョンで新しくデプロイされたポッドとそのバージョンに更新されたポッドには、両方とも Microsoft Azure ロード バランサと Microsoft Azure Database for PostgreSQL サーバがあります。ポッドを 2019 年 9 月以降のマニフェストのバージョンに更新すると、更新されたポッドには Microsoft Azure ロード バランサと Microsoft Azure Database for PostgreSQL サーバが含まれます。Microsoft Azure Database for PostgreSQL サーバは、単一サーバのデプロイを使用してデプロイされます。

注: GPU が有効な仮想マシンは、一部の Microsoft Azure リージョンでのみ使用できます。詳細については、 リージョン別の Azure 製品を参照してください。

以下の表では、仮想マシンの仕様の列に次の情報が示されています。

  • Microsoft Azure のドキュメントで使用されているシリーズ名
  • Microsoft Azure ポータルに表示されるクォータに使用されている vCPU のファミリ名
  • そのファミリからの仮想マシン タイプの特定の名前

Microsoft Azure ポータルでサブスクリプションの現在の割り当てを表示するには、[すべてのサービス] > [サブスクリプション] に移動して、サブスクリプションをクリックし、[使用量 + クォータ] をクリックします。Microsoft Azure の Microsoft Windows 仮想マシンのサイズの詳細については、Microsoft Azure のドキュメントの次のトピックとそのサブトピックを参照してください。https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-machines/windows/sizes

ジャンプ ボックス仮想マシン

ジャンプ ボックス仮想マシンは、次の表で説明する目的で、Microsoft Azure サブスクリプションに一時的に作成されます。

表 1. ポッドのジャンプ ボックス仮想マシンの要件
仮想マシン Microsoft Azure 仮想マシンの仕様 数量 説明
ジャンプ ボックス Linux Standard F ファミリ:

Standard_F2(2 コア、4 GB のメモリ)

OS ディスク:標準的な HDD 30 GiB

ポッドごとに 1 つ Microsoft Azure 環境内で作成され、最初のポッド作成時と以降のソフトウェア アップデートで使用される仮想マシン。デプロイするポッドごとに 1 台のジャンプ ボックス仮想マシンが作成されます。ポッドの作成または更新プロセスが完了して仮想マシンが不要になると、このジャンプ ボックス仮想マシンは自動的に削除されます。
注: ジャンプ ボックス仮想マシンが、ポッドを作成するため、ポッド ソフトウェアの次のバージョンが利用可能であるときに更新の Green コンポーネントを構築するため、ポッドでの Blue/Green 更新プロセスを調整するため、およびゲートウェイ構成を既存のポッドに追加するプロセスのために新たにデプロイされます。
表 2. 個別の VNet に外部ゲートウェイがある場合:ジャンプ ボックス仮想マシンの要件
仮想マシン Microsoft Azure 仮想マシンの仕様 数量 説明
ジャンプ ボックス Linux Standard F ファミリ:

Standard_F2(2 コア、4 GB のメモリ)

OS ディスク:標準的な HDD 30 GiB

ポッドごとに 1 つ オプションで外部ゲートウェイを専用の VNet または専用のサブスクリプションにデプロイする場合、ポッド自体のコア リソースに使用されるジャンプ ボックス仮想マシンとは別のジャンプ ボックス仮想マシンが必要です。Microsoft Azure 環境では、このジャンプ ボックス仮想マシンはポッドのジャンプ ボックス仮想マシンとは別のリソース グループに作成され、外部ゲートウェイ構成の初期デプロイ中、およびその外部ゲートウェイでの後続のソフトウェア アップデート中に使用されます。デプロイする専用の VNet またはサブスクリプションの外部ゲートウェイごとに 1 つのジャンプ ボックス仮想マシンがあります。外部ゲートウェイのデプロイまたは更新プロセスが完了して仮想マシンが不要になると、このジャンプ ボックス仮想マシンは自動的に削除されます。
注: ジャンプ ボックス仮想マシンは、(ポッドの作成中、または [ポッドを編集] ワークフローを使用して外部ゲートウェイを既存のポッドに追加する場合に)専用の VNet またはサブスクリプションでそれらの外部ゲートウェイの 1 つを作成するために、あるいは外部ゲートウェイまたはポッド ソフトウェアの次のバージョンが利用可能になったときにその外部ゲートウェイの更新の Green コンポーネントを構築するために、またはその外部ゲートウェイで Blue/Green 更新プロセスを調整するために新たにデプロイされます。

ポッド マネージャ仮想マシン

これらの仮想マシンは、一般的にポッド自体の中心となります。ポッド マネージャ仮想マシンは、ポッドでプロビジョニングされた仮想デスクトップで実行されている Horizon Agent ソフトウェアへのエンドユーザー クライアントの接続を容易にする役割を担います。

表 3. ポッド管理仮想マシンの要件 - ポッドのコア仮想マシン向け(ゲートウェイ構成は含まない)
仮想マシン Microsoft Azure 仮想マシンの仕様 数量 説明
高可用性が有効になっていないポッド:ポッド管理インスタンス Linux - Standard Dv3 ファミリ:

Standard_D4_v3(4 コア、16 GB のメモリ)

OS ディスク:標準的な HDD 30 GiB

注: Standard_D4_v3 タイプが Microsoft Azure リージョンで使用できない場合、デプロイヤは代わりに Standard Dv2 ファミリの Standard_D3_v2(4 コア、14 GB のメモリ)を使用します。
定常状態の動作中はポッドごとに 1 つ

ポッドの Blue/Green 更新プロセスの End-to-End 時間中は、ポッドごとに 2 つ。

高可用性が有効になっていないポッドの場合、定常状態の動作中は、1 台の仮想マシンが存在し、パワーオンされた状態で、ポッドを実行します。新しいポッドのマニフェストが VMware オペレーション チームによって利用可能になったときに、システムがポッドの Blue/Green 更新プロセス用の Green コンポーネントの構築を開始すると、2 つ目のインスタンスが作成され、パワーオンされます。End-to-End の更新プロセスの一部として、システムが Green コンポーネントの使用に切り替える時刻をスケジューリングします。切り替えが完了した後、ポッドは定常状態の動作のために新しく作成された仮想マシンを使用しており、Blue コンポーネント セットにある以前に使用されていた仮想マシンは停止して削除されます。

環境のサイズは、システムが Blue/Green 更新プロセスのためにポッドの Green コンポーネントの構築を開始した時点から、ポッドが新しい Green コンポーネントを使用するように切り替えられる時点までの、End-to-End の更新期間で並行して実行される 2 つのポッド マネージャ インスタンスに対応できる必要があります。ポッドの Blue/Green 更新プロセスの説明については、『管理ガイド』を参照してください。

高可用性が有効になっているポッド:ポッド管理インスタンス Linux - Standard Dv3 ファミリ:

Standard_D4_v3(4 コア、16 GB のメモリ)

OS ディスク:標準的な HDD 30 GiB

注: Standard_D4_v3 タイプが Microsoft Azure リージョンで使用できない場合、ポッド デプロイヤは代わりに Standard Dv2 ファミリの Standard_D3_v2(4 コア、14 GB のメモリ)を使用します。
定常状態の動作中はポッドごとに 2 つ

ポッドの Blue/Green 更新プロセスの End-to-End 時間中は、ポッドごとに 4 つ。

高可用性が有効になっているポッドの場合、定常状態の動作中は、2 台の仮想マシンが存在し、パワーオンされた状態で、ポッドを実行します。新しいポッドのマニフェストが VMware オペレーション チームによって利用可能になったときに、システムがポッドの Blue/Green 更新プロセス用の Green コンポーネントの構築を開始すると、ポッド マネージャ仮想マシンにつき 2 つ目のインスタンスが作成され、パワーオンされます。その時点では、ポッド マネージャ仮想マシンの合計実行数は 4 です。End-to-End の更新プロセスの一部として、システムが Green コンポーネントの使用に切り替える時刻をスケジューリングします。切り替えが完了した後、ポッドは定常状態の動作のために新しく作成された 2 台の仮想マシンを使用しており、Blue コンポーネント セットにある以前に使用されていた 2 台の仮想マシンは停止して削除されます。

環境のサイズは、システムが Blue/Green 更新プロセスのためにポッドの Green コンポーネントの構築を開始した時点から、ポッドが新しい Green コンポーネントを使用するように切り替えられる時点までの、End-to-End の更新期間で並行して実行される 4 つのポッド マネージャ インスタンスに対応できる必要があります。ポッドの Blue/Green 更新プロセスの説明については、『管理ガイド』を参照してください。

ゲートウェイ関連の仮想マシン

ゲートウェイ関連の仮想マシンは次のとおりです。

  • ポッドでプロビジョニングされたリソースにアクセスするエンドユーザー クライアントのセキュア ゲートウェイとして機能するように構成された Unified Access Gateway インスタンス。
  • 外部ゲートウェイを別の VNet にデプロイする場合、その外部ゲートウェイ構成でのクラウド管理操作を処理するゲートウェイ コネクタ仮想マシン。
注: 2020 年 7 月の四半期リリース以降、ポッド全体のデプロイまたは新しいゲートウェイの追加のいずれかの時点で、新しいゲートウェイをデプロイする場合、 Unified Access Gateway インスタンスでサポートされる仮想マシン モデルのリストから選択できます。2020 年 7 月のリリース以前は、 Standard_A4_v2 仮想マシン モデルを使用するためにゲートウェイ インスタンスが必要でした。画面上のウィザードで選択できるサポート対象の仮想マシン モデルのリストは、ゲートウェイ インスタンスをデプロイする Microsoft Azure リージョンで使用可能な仮想マシン モデルによって異なります。表示される選択は、ゲートウェイのデプロイに使用する Microsoft Azure サブスクリプションの仮想マシンの割り当てによっても異なります。ポッド デプロイ ウィザードの [仮想マシン モデル] メニューには、これらの要件を満たす仮想マシン モデルが動的に反映されます。

ソフトウェアの更新では、ゲートウェイ インスタンスの仮想マシン モデルが維持されます。ポッドの更新前のゲートウェイ インスタンスの仮想マシン モデルは、アップデート後の仮想マシン モデルになります。

表 4. Unified Access Gateway 仮想マシンの要件
仮想マシン Microsoft Azure 仮想マシンの仕様 数量 説明
Unified Access Gateway インスタンス このリリース以降では、新しいゲートウェイのデプロイ用に、次の仮想マシン モデルから選択できます。
  • Linux Standard Av2 ファミリ — Standard_A4_v2(4 コア、8 GB のメモリ)、OS ディスク: 標準 HDD 20 GiB
  • Linux Standard FSv2 ファミリ:
    • Standard_F8s_v2(8 コア、16 GB のメモリ)、OS ディスク: SSD 32 GiB

外部または内部 Unified Access Gateway 構成を使用するか、同じポッドで両方のタイプを使用するかによって異なります。

構成が外部または内部のみの場合:
  • 定常状態の動作中はポッドごとに 2 つ
  • ポッド関連の Blue/Green 更新アクティビティの End-to-End 時間中はポッドごとに 4 つ。
Unified Access Gateway 構成が外部および内部の両方設定されているポッドの場合:
  • 定常状態の動作中はポッドごとに 4 つ
  • ポッド関連の Blue/Green 更新アクティビティの End-to-End 時間中はポッドごとに 8 つ。
Unified Access Gateway は、デプロイ ウィザードでゲートウェイ設定を行うときに、ポッドでデプロイされるオプションの機能です。ポッドで Unified Access Gateway インスタンスを使用することを決定した場合、環境がポッドの End-to-End の Blue/Green 更新プロセス中に実行しているこれらのインスタンスに対応できる必要があります。定常状態インスタンスの数は、外部および内部の両方の Unified Access Gateway 構成を選択するかどうかによって決まります。

定常状態の動作中に外部のみまたは内部のみの Unified Access Gateway 構成しかない場合、2 つのインスタンスが存在し、パワーオンになり、Unified Access Gateway 機能を提供します。更新プロセスで、2 つの追加インスタンスが作成され、パワーオンされて Unified Access Gateway のソフトウェア アップデートが実行されます。更新の完了後、ポッドは新しく作成された仮想マシンの使用に移行し、Blue コンポーネント セットにある以前に使用されていた仮想マシンは停止して削除されます。

定常状態の動作中に内部と外部の両方の Unified Access Gateway 構成を使用する場合、4 つのインスタンスが存在し、パワーオン状態になり、Unified Access Gateway 機能を提供します。2 つのインスタンスが外部構成の機能を提供し、2 つのインスタンスが内部構成の機能を提供します。更新中は、1 つの構成あたり 2 つの追加インスタンスが作成され、パワーオンされて Unified Access Gateway のソフトウェア アップデートが実行されます。更新の完了後、ポッドは新しく作成された仮想マシンの使用に移行し、Blue コンポーネント セットにある以前に使用されていた仮想マシンは停止して削除されます。

環境のサイズは、システムが Blue/Green 更新プロセスのためにポッドの Green コンポーネントの構築を開始した時点から、ポッドが新しい Green コンポーネントを使用するように切り替えられる時点までの、End-to-End の更新期間で並行して実行される示された Unified Access Gateway インスタンスに対応できる必要があります。ポッドの Blue/Green 更新プロセスの説明については、『管理ガイド』を参照してください。

表 5. 個別の VNet に外部ゲートウェイがある場合:ゲートウェイ コネクタ仮想マシンの要件
仮想マシン Microsoft Azure 仮想マシンの仕様 数量 説明
ゲートウェイ コネクタ インスタンス Linux Standard Av2 ファミリ:

Standard_A1_v2(1 コア、2 GB のメモリ)

OS ディスク:標準的な HDD 10 GiB

定常状態の操作中に、この外部ゲートウェイ タイプごとに 1 つ

ポッド関連の Blue/Green 更新アクティビティの End-to-End 時間中はこの外部ゲートウェイ タイプごとに 2 つ。

外部ゲートウェイが個別の VNet にデプロイされると、この仮想マシンが作成され、その外部ゲートウェイ構成でのクラウド管理操作に使用されます。更新プロセス中に追加のインスタンスが作成され、パワーオン状態になり、外部ゲートウェイ構成の Unified Access Gateway でソフトウェアの更新が実行されます。更新が完了すると、新しく作成された仮想マシンへの移行が行われ、以前使用されていた仮想マシンは停止して削除されます。このオプションの構成を使用する場合は、ポッド関連の Blue/Green 更新アクティビティ中に End-to-End で実行されるこれらのインスタンスに環境が対応できる必要があります。

ゴールド イメージ仮想マシン

ゴールド イメージとは、Horizon Cloud がそれを公開イメージに変換できるように構成されている、Microsoft Windows オペレーティング システムの仮想マシンです。これらの仮想マシンは、ゴールド パターンと呼ばれている場合があります。

表 6. イメージ仮想マシンの要件
仮想マシン Microsoft Azure 仮想マシンの仕様 数量 説明
ゴールド イメージ

ゴールド イメージは、それらを作成したときの選択に応じて、GPU 対応かそうでないかのいずれかになります。

GPU が有効なゴールド イメージでは、システムは次を使用します。

  • (Standard NV ファミリ vCPU からの)NV シリーズ NV6 Standard
  • OS ディスク:標準的な HDD 127 GiB

必要に応じて変更できます。

ゴールド イメージとは、Horizon Cloud がそれを公開イメージに変換できるように構成されている、Microsoft Windows オペレーティング システムの仮想マシンです。RDSH 対応の Windows オペレーティング システム仮想マシンは、セッションベースのデスクトップおよびリモート アプリケーションをエンド ユーザーに提供するファームに RDSH を作成するために使用される基盤を提供します。Windows クライアント オペレーティング システム仮想マシンは、VDI デスクトップを作成するために使用する基盤を提供します。各ゴールド イメージは、Microsoft Windows オペレーティング システムと GPU 対応であるか非対応かを組み合わせたものになります。このため、ポッドで提供するものが次のとおりである場合:

  • Microsoft Windows 2016 Datacenter を使用する RDSH デスクトップ、GPU なし
  • Microsoft Windows 2016 Datacenter を使用する RDSH デスクトップ、GPU あり

少なくとも 2 つのゴールド イメージ仮想マシンが必要になります。

ゴールド イメージを公開イメージに変換するプロセスは、イメージの公開と呼ばれたり、イメージのシーリングとも呼ばれることがあります。作成される公開イメージは、割り当てで使用するための最終状態になっているため、シールドされたイメージまたは割り当て可能なイメージと呼ばれることがあります。

システムは、公開時(管理コンソールでゴールド イメージに [イメージに変換] アクションを実行するとき)にゴールド イメージを自動的にパワーオフします。公開イメージを更新すると、システムは仮想マシンを再度パワーオンします。

注: コンソールを使用してイメージを複製する場合、システムはその複製のための構成を取得するためにゴールド イメージの仮想マシンを一時的にパワーオンして、再びパワーオフします。

ゴールド イメージを作成する方法については、管理ガイドのトピック「Microsoft Azure に Horizon Cloud ポッドのデスクトップ イメージを作成」を参照してください。

GPU が有効でないゴールド イメージと Microsoft Windows クライアント オペレーティング システムでは、システムは次を使用します。

  • (Standard Dv3 ファミリ vCPU からの)Standard_D4_v3
  • OS ディスク:標準的な HDD 127 GiB

ポッドがデプロイされた Microsoft Azure リージョンにおいて Microsoft が Standard Dv3 ファミリを提供しない場合、システムは Standard Dv2 ファミリの Standard_D3_v2 を代わりに使用します。

GPU が有効でないゴールド イメージと Microsoft Windows RDSH 対応オペレーティング システムでは、システムは次を使用します。

  • (Standard Dv3 ファミリ vCPU からの)Standard_D2_v3
  • OS ディスク:標準的な HDD 127 GiB

ポッドがデプロイされた Microsoft Azure リージョンにおいて Microsoft が Dv3 シリーズを提供しない場合、システムは Standard Dv2 ファミリの Standard_D2_v2 を代わりに使用します。

ファーム仮想マシン

RDSH ファームの仮想マシンは、エンド ユーザーにセッション ベースのデスクトップとリモート アプリケーションを提供する RDS 対応のインスタンスです。セッション デスクトップを提供するには少なくとも 1 つの RDSH ファームが必要で、リモート アプリケーションを提供するには 1 つの RDSH ファームが必要です。管理者またはエンド ユーザーのニーズを満たすために、追加のファームをデプロイすることを決定することができます。

注: 現在のサービス リリースでは、セッション ベースのデスクトップとリモート アプリケーションを同じファームから配布することはできません。
表 7. ファーム仮想マシンの要件
仮想マシン Microsoft Azure 仮想マシンの仕様 数量 説明
RDSH ファーム

ポッドでファームを作成するときに選択できるようにする一連の Microsoft Azure 仮想マシン タイプをカスタマイズできます。標準の Microsoft Azure リージョンで一般的に使用可能な一連の Microsoft Azure 仮想マシン サイズから独自のリストをカスタマイズできます。ファームで使用できる一連の仮想マシン タイプのカスタマイズの詳細については、『Horizon Cloud 管理ガイド』を参照してください。

ファームを作成または編集するときに、ファームの RDSH インスタンスの OS ディスク サイズをカスタマイズして、システムのデフォルト値から変更できます。

標準の Microsoft Azure リージョンで一般的に利用可能な Windows 仮想マシン サイズの詳細については、https://docs.microsoft.com/en-us/azure/virtual-machines/windows/sizes にある Microsoft のドキュメントを参照してください。

注: 本番環境では、ファームに使用する仮想マシン タイプに少なくとも 2 個の CPU が確実に搭載されているようにします。この基準を満たすことで、エンドユーザー接続に関する不測の問題を回避できます。この基準は、バージョン 7.x 以降から Horizon Agent をインストールまたは更新するために、2 個以上の CPU を備えていることが Horizon Agent の推奨事項であることによるものです。この Horizon Agent の基準は、バージョン 7.8 以降の Horizon 製品ドキュメントに記載されています(最小 2 CPU の参照は、バージョン 7.8 の 仮想マシンへの Horizon Agent のインストールから始まります)。
ニーズおよび Horizon Cloud 環境で仮想マシンのサイズをカスタマイズした方法によって異なります。

これらの仮想マシンの電源状態は、ファームの構成とエンド ユーザーの要件によって異なります。

VDI デスクトップ仮想マシン

VDI デスクトップ仮想マシンは、エンド ユーザーに VDI デスクトップを提供するインスタンスです。

注: 2020 年 7 月の四半期サービス リリースの新機能は、Microsoft Azure のポッドでの App Volumes 機能の使用です。コンソールの App Volumes キャプチャ プロセスを使用してネイティブ アプリケーションを Horizon Cloud インベントリに追加すると、キャプチャ プロセスをサポートするために、システムによって 2 台の仮想マシンの VDI デスクトップ割り当てが作成されます。このシステムにより生成された割り当てに使用される仮想マシン タイプは、アプリケーション キャプチャ プロセスのコンソールで選択した公開イメージに使用されるものと同じモデルです。
表 8. VDI デスクトップ仮想マシンの要件
仮想マシン Microsoft Azure 仮想マシンの仕様 数量 説明
VDI デスクトップ

ポッドで VDI デスクトップ割り当てを作成するときに選択できるようにする一連の Microsoft Azure 仮想マシン タイプをカスタマイズできます。標準の Microsoft Azure リージョンで一般的に使用可能な一連の Microsoft Azure 仮想マシン サイズから独自のリストをカスタマイズできます。VDI デスクトップ割り当てで使用できる一連の仮想マシン タイプのカスタマイズの詳細については、『Horizon Cloud 管理ガイド』を参照してください。

注: Standard_B2l や Standard_B1 など、Microsoft が VDI のユースケースには適していないと判断した少数の Microsoft Azure 仮想マシン サイズは、使用の対象から自動的に除外されます。

VDI デスクトップ割り当てを作成または編集するときに、VDI デスクトップ インスタンスの OS ディスク サイズをカスタマイズして、システムのデフォルトから変更できます。

これらの Windows 仮想マシンのサイズに関する詳細情報については、Microsoft のドキュメント ( https://docs.microsoft.com/en-us/azure/virtual-machines/windows/sizes) を参照してください。

注: 本番環境では、VDI デスクトップ割り当てに使用する仮想マシン タイプに少なくとも 2 個の CPU が確実に搭載されているようにします。この基準を満たすことで、エンドユーザー接続に関する不測の問題を回避できます。この基準は、バージョン 7.x 以降から Horizon Agent をインストールまたは更新するために、2 個以上の CPU を備えていることが Horizon Agent の推奨事項であることによるものです。この Horizon Agent の基準は、バージョン 7.8 以降の Horizon 製品ドキュメントに記載されています(最小 2 CPU の参照は、バージョン 7.8 の 仮想マシンへの Horizon Agent のインストールから始まります)。
ニーズおよび Horizon Cloud 環境で仮想マシンのサイズをカスタマイズした方法によって異なります。

これらの仮想マシンの電源状態は、VDI デスクトップ割り当ての設定とエンド ユーザーの要件によって異なります。

Horizon Edge 仮想アプライアンス

このアプライアンスは、ポッドの Microsoft Azure サブスクリプションで、Horizon Universal Console を使用してそのポッドで Horizon インフラストラクチャの監視 を有効にするときに作成されます。

表 9. Horizon Edge 仮想アプライアンス の要件
仮想マシン Microsoft Azure 仮想マシンの仕様 数量 説明
Horizon Edge 仮想アプライアンス Linux - Standard Dv3 ファミリ:

Standard_D4_v3(4 コア、16 GB のメモリ)

OS ディスク:標準的な HDD 30 GiB

ポッドごとに 1 つ ポッドで Horizon インフラストラクチャの監視 機能が有効になっている場合、この仮想マシンが作成され、監視データを収集してそのデータを Cloud Monitoring Service (CMS) に送信するために使用されます。