デプロイされたポッドからデスクトップまたは RDS ベースのリモート アプリケーションをエンド ユーザーに提供するには、少なくとも 1 つの割り当て可能なデスクトップ イメージを作成する必要があります。この割り当て可能なイメージの作成は複数の手順からなるプロセスです。ベース仮想マシン (VM) を作成して Horizon Cloud とペアリングし、組織のニーズに応じてカスタマイズして、それを割り当て可能なデスクトップ イメージに変換する必要があります。

ヒント: 2021 年 7 月のサービス リリースでは、すべての Horizon Cloud ポッドがマニフェスト 2632 以降で、テナントが Universal Broker を使用するように構成されている場合に、 Horizon Image Management Service およびマルチポッド イメージ管理の機能が使用可能です。マルチポッド イメージ管理は、単一セッションの VDI イメージを 2 つ以上の Horizon Cloud ポッドに公開して複製し、1 回の操作で複数の割り当てを更新するための簡単な方法を提供します。テナント環境でこれらの機能がサポートされている場合は、単一セッション VDI オペレーティング システムのポッドごとのデスクトップ イメージを作成する代わりに、マルチポッド イメージ管理の機能およびワークフローで使用できるマルチポッド イメージを作成できます。これらの機能およびワークフローの詳細については、 クラウドからの Horizon イメージの管理ガイドとそのサブトピックを参照してください。

割り当て可能なイメージは Horizon Cloud のシーリング プロセスを正常に完了したイメージで、Horizon Cloud はそれを RDS ファーム(RDS ベースのイメージの場合)または VDI デスクトップ(クライアント ベースのイメージの場合)のプロビジョニングに使用できます。これらのイメージを説明するために使用される他の用語として、シールドされたイメージや、公開イメージなどがあります。イメージのシーリングは、デスクトップへのイメージの公開やイメージの変換とも呼ばれることがあります。

RDS ファームまたは VDI デスクトップのプロビジョニングに使用できるイメージを作成する手順の概要を以下に示します。

最初に、ベース仮想マシン (VM) を作成する

自動化されたワークフローを使用するか手動でベース仮想マシンを作成します。

次に、イメージ仮想マシンと Horizon Cloud をペアリングする

注: ポッドのマニフェスト バージョンが 1600 未満の場合、自動ウィザードを実行してそのポッドにイメージを作成すると、仮想マシンは自動的に Horizon Cloud とペアリングされます。この場合、[インポートされた仮想マシン] ページには、エージェントがアクティブな状態であることが示されます。この状況では、 3 番目の手順として概説されている、仮想マシンのカスタマイズに進みます。

次の表では、仮想マシンにエージェント ソフトウェアがインストールされているにもかかわらずその仮想マシンがペアリングされていない場合に、リストされた事例ごとに、[インポートされた仮想マシン] ページの [エージェントのステータス] 列に表示される内容について説明します。

ポッドのマニフェスト 作成方法 表示されたステータス
1600 以降(2019 年 9 月のサービス リリース以降に作成) 自動ウィザード ペアなし(インポートに成功しました)
1600 以降(2019 年 9 月のサービス リリース以降に作成) 手動 ペアなし
1600 より前 手動 ペアなし

次のスクリーンショットは、自動ウィザードを使用して正常に作成されたにもかかわらず、まだ Horizon Cloud.とペアリングされていない仮想マシンを示しています。


[エージェントのステータス] 列に [ペアなし] の仮想マシンがリストされた [インポートされた仮想マシン] ページのスクリーンショット

上記のいずれの場合も、仮想マシンと Horizon Cloud を明示的にペアリングする必要があります。仮想マシンを明示的にペアリングする具体的な手順は、仮想マシンが配置されているポッドのマニフェスト バージョンによって異なります。

マニフェスト バージョンが 1600 以降のポッドの場合
[インポートされた仮想マシン] ページで、仮想マシンに対して [エージェント ペアリングをリセット] アクションを使用し、仮想マシンを Horizon Cloud と明示的にペアリングします。この処理には数分かかることがあります。ペアリング処理中に仮想マシンが再起動され、そのエージェントのステータスが 不明有効 に変わります。ステータスの変化を確認するには、円形の矢印アイコンを使用してページを更新する必要があります。
マニフェスト バージョンが 1600 未満のポッドの場合
仮想マシンが手動で作成された場合は、 マニフェストが 1600 未満のポッド用に構成済みの仮想マシンと Horizon Cloud を手動でペアリングするの手順に従って仮想マシンを明示的にペアリングします。

[エージェントのステータス] 列に 有効 および 19.4.0 などのエージェントのバージョンが表示されると、ペアリング処理は完了します。次のスクリーンショットは、ペアリング処理が完了した後の仮想マシンを示します。


[エージェントのステータス] 列に [有効 (19.3.0)] と表示された [インポートされた仮想マシン] のスクリーンショット

3 番目に、仮想マシンをカスタマイズする

ペアリング処理が完了し、ページを更新した後、仮想マシンのエージェントのステータスがアクティブであることが示されている場合は、エンド ユーザーに提供するサードパーティ アプリケーションを使用してイメージ仮想マシンのゲスト Windows オペレーティング システム (OS) をカスタマイズし、カスタマイズされた壁紙、フォントと色、ドライバなど、OS レベルの設定を構成します。手順については、インポートされた仮想マシンの Windows オペレーティング システムをカスタマイズおよびHorizon Cloud にインポートされた GPU 対応仮想マシンへの NVIDIA グラフィック ドライバのインストールを参照してください。

重要: 2019 年 12 月のサービス リリース以降、[仮想マシンのインポート] ウィザードは、ウィザードで作成された仮想マシンを指定された Active Directory ドメインに参加させるか、仮想マシンをドメインに参加させないかのオプションを提供します。2019 年 12 月のサービス リリースより前は、ウィザードで作成された仮想マシンは常に自動的にドメインに参加していました。また組織は、手動で作成された仮想マシンをドメインに参加させ、ドメイン管理者アカウントでログインして、それらの仮想マシンをシーリングする前にカスタマイズすることを選択できます。

ベース仮想マシンが作成中にドメインに参加した場合、ドメイン管理者アカウントで仮想マシンにログインし、カスタマイズできます。ただし、ポッドがマニフェスト バージョン 1230 以降に更新されておらず、組織のポリシーがドメイン参加済み仮想マシンでローカル管理者アカウントを使用することを禁止している場合、イメージのカスタマイズに使用するドメイン カウントを使用して DaaS Direct Connect ユーザー ローカル グループを構成するまで、イメージ仮想マシンにログインしてイメージをカスタマイズすることはできません。ポッド マニフェスト 1230 より前のバージョンでは、ドメインに参加した仮想マシンにインストールされたエージェント ソフトウェアにより、ドメイン アカウントをその仮想マシンに直接接続できませんでした。詳細については、ポッドがマニフェスト 1230 以降に更新されていないときに、インポートしたイメージにリモート接続するためのドメイン アカウントの機能を設定する方法を参照してください。

リモート エクスペリエンスのパフォーマンスを最適化するための仮想マシンの構成

特定の組織のニーズに合わせて仮想マシンをカスタマイズしたら、Horizon Cloud ファームとデスクトップから最適なリモート エクスペリエンス パフォーマンスを引き出すためにゴールド イメージで実行すべき 5 つの重要な手順の手順に従って、エンド ユーザーが割り当てられたデスクトップおよびアプリケーションから最適なリモート エクスペリエンス パフォーマンスを確実に得られるようにします。

最後に、イメージ仮想マシンを公開イメージに変換する

デフォルトのテナント構成では、RDSH イメージと VDI イメージの両方について、[新しいイメージ] ワークフローを使用してこれらの仮想マシンを割り当て可能なデスクトップ イメージに変換します。手順については構成済みイメージ仮想マシンをポッドごとに Horizon Cloud の割り当て可能なイメージに変換するを参照してください。

仮想マシンを変換した後、[イメージ] ページのイメージの [公開済み] ステータスは、Horizon Cloud がイメージ仮想マシンを環境内で使用するためにシールドしたことを示します。[インベントリ - イメージ] ページのイメージに [公開済み] ステータスが表示されている場合、以下を作成できます。

Microsoft Azure の Horizon Cloud ポッドでの VMware Dynamic Environment Manager エージェント ソフトウェアおよびデスクトップ イメージの作成について

2019 年 7 月の Horizon Cloud リリース以降、VMware Dynamic Environment Manager エージェントのインストールは、Horizon Agents Installer と自動化された [デスクトップのインポート] ワークフローの両方に組み込まれています。VMware Dynamic Environment Manager エージェント コンポーネントは、FlexEngine クライアント コンポーネントとも呼ばれます。Horizon Agents Installer は、[デスクトップのインポート] ワークフローを実行するとき、またはイメージ仮想マシンを手動で作成するときに、エージェントに関連するソフトウェアを新しいイメージ仮想マシンにインストールするソフトウェア パッケージです。[デスクトップのインポート] ワークフローを実行すると、Horizon Agents Installer がバックグラウンドで実行され、エージェントがインストールされます。イメージ仮想マシンを手動で作成する手順に従っている場合は、これらの手順の一部として Horizon Agents Installer をダウンロードして実行します。

2019 年 7 月の Horizon Cloud リリースは、Horizon Agents Installer のバージョン 19.2 に対応しています。VMware Dynamic Environment Manager ファイルは、以下に説明するように、作成されたイメージ仮想マシンのファイル パスにインストールされます。

マニフェスト バージョン 1493 以降のポッドの場合は、自動化された [デスクトップのインポート] ワークフローを使用して、そのポッドで基本のイメージ仮想マシンが作成されるとき
このポッドのバージョンは、デフォルトで VMware Dynamic Environment Manager コンポーネントがこれらの基本イメージに自動的にインストールされる最初のバージョンです。結果のインストール ファイル パスは、 C:\Program Files\VMware\Horizon Agents\User Environment です。
マニフェスト バージョン 1493 以降のポッドの場合は、基本のイメージ仮想マシンが手動で作成されるとき
このポッドのバージョンは、Horizon Agents Installer に VMware Dynamic Environment Manager コンポーネントをインストールするオプションがある最初のバージョンです。手動で作成された基本の仮想マシンで Horizon Agents Installer を実行するときにそのオプションをインストールすることを選択した場合、結果のインストール ファイル パスは、 C:\Program Files\VMware\Horizon Agents\User Environment です。
マニフェスト バージョン 1493 以前のポッドの場合は、自動化された [デスクトップのインポート] ワークフローまたは手動の作成方法を使用して、そのポッドで基本のイメージ仮想マシンが作成されるとき
この場合、自動化されたワークフローはデフォルトで VMware Dynamic Environment Manager コンポーネントを結果の仮想マシンにインストールしません。これらの古いポッドの基本イメージの場合は、 https://my.vmware.comHorizon Cloud の [ダウンロード] ページからダウンロードしたスタンドアローンの VMware Dynamic Environment Manager インストーラを手動で実行する必要があります。この場合、結果のインストール ファイル パスは、 C:\Program Files\Immidio\Flex Profiles です。