第 1 世代 Horizon Cloud ポッドがデプロイされている VNet は、内部マシン名と外部名の両方を解決できる必要があります。ポッドのデプロイ中に、デプロイヤは Horizon Cloud 制御プレーンの外部アドレスから Microsoft Azure 環境にポッド ソフトウェアを安全にダウンロードします。内部仮想マシン (VM) 名を解決する機能は、Microsoft Azure 環境に展開される仮想マシンでのポッドの Horizon Cloud Active Directory ドメイン参加の操作に必要です。
外部ゲートウェイをポッドの VNet とは別の専用の VNet にデプロイする機能を使用する場合、前のパラグラフで説明したように、それらの VNet をピアリングする必要があり、ユーザーおよびネットワーク チームは、ピアリングされた VNet トポロジがポッドの主要な DNS 要件を満たすためにそのトポロジの DNS 設定を提供していることを確認する必要があります。Horizon Cloud ドキュメント セットは、ネットワーク チームがユーザーの使用に合わせてカスタマイズした高度な VNet トポロジの詳細については説明しません。
Microsoft Azure サブスクリプションのデフォルトでは、内部ネットワーク接続は設定されていません。本番環境では通常、ユーザーおよびネットワーク チームは、外部名を解決でき、会社のマシン用の Microsoft Azure で動作可能な有効な DNS サーバをポイントするように仮想ネットワークの DNS を設定します。たとえば、Microsoft Windows Server 2016 仮想マシンをその仮想ネットワークにデプロイして DNS サーバとして動作させ、仮想ネットワークの DNS 設定をデプロイされた DNS サーバの IP アドレスをポイントするように構成できます。
概念実証の環境では、組織のプライバシとセキュリティ ポリシーで許可されている場合、外部の名前解決のために内部 DNS を外部のパブリック DNS に委譲するように構成できます。その目的で、一部の組織や ISP では 208.67.222.222 の OpenDNS や 8.8.8.8 の Google Public DNS など、再帰的パブリック ネーム サーバを提供しています。これらの再帰的パブリック ネーム サーバのサンプル リストについては、Wikipedia の記事「再帰的パブリック ネーム サーバ」を参照してください。
前提条件
Microsoft Azure リージョンに、ポッド デプロイヤ ウィザードで指定することを計画している VNet トポロジがあることを確認します。第 1 世代 Horizon Cloud - Microsoft Azure での必要な仮想ネットワークの構成を参照してください。
その VNet トポロジに対して、ユーザーまたはネットワーク チームが構成する DNS サーバ設定が、ポッドの正常なデプロイに必要な特定の外部名に到達して解決できることを確認します。詳細については、第 1 世代テナント - Horizon Cloud on Microsoft Azure のデプロイ - ホスト名解決の要件、DNS 名を参照してください。
手順
次のタスク
DNS、ポート、およびプロトコルに対するポッド デプロイヤのアクセス要件を満たしていることを VNet トポロジから確認します。第 1 世代テナント - Horizon Cloud on Microsoft Azure のデプロイ - ホスト名解決の要件、DNS 名および第 1 世代テナント - Horizon Cloud ポッド - ポートとプロトコルの要件を参照してください。