Horizon Cloud Connector 仮想アプライアンスがクラウド制御プレーンおよび必要な Connection Server インスタンスで正しく認証されるようにするには、仮想アプライアンスのクロックを NTP (Network Time Protocol) サーバと同期する必要があります。ホスト自身が NTP サーバと適切に同期していることを最初に確認した後、Horizon Cloud Connector 仮想アプライアンスのクロックを仮想アプライアンスが存在する物理 ESXi ホストのクロックと同期します。
手順
- (推奨される方法)Horizon Cloud Connector 仮想アプライアンスを、仮想アプライアンスが存在する物理 ESXi ホストと同期します。
- ESXi ホストのクロックが NTP サーバと適切に同期していることを確認します。
- vSphere Client を使用して Horizon Cloud Connector 仮想アプライアンスの [設定の編集] ウィンドウを開き、[ホストとの時刻の同期] オプションを有効にします。
詳細な手順については、
VMware vSphere のドキュメントを参照してください。
注:
Horizon Cloud Connector 1.5 以降では、
[ホストとの時刻の同期] がデフォルトで有効になっています。
- (代替方法)Horizon Cloud Connector 仮想アプライアンスを物理 ESXi ホストと同期できない場合は、仮想アプライアンスを NTP サーバと直接同期できます。
注: 時刻同期に推奨される方法は、仮想アプライアンスを物理
ESXi ホストと同期することです。推奨される方法を実行できない場合にのみ、次の手順を実行します。
- Horizon Cloud Connector 仮想アプライアンスへの SSH 接続を開き、
root
ユーザーとしてログインします。
vi
などのテキスト エディタを使用して、編集する timesyncd.conf ファイルを開きます。
vi /etc/systemd/timesyncd.conf
- 次の例のように、
[Time]
セクションを編集します。ntpAddress を、使用する NTP サーバのドメイン名に置き換えます。
[Time]
#FallbackNTP=time1.google.com time2.google.com time3.google.com time4.google.com
NTP=ntpAddress
変更を
timesyncd.conf ファイルに保存し、テキスト エディタを終了します。
- 仮想アプライアンスのネットワーク サービスを再起動します。
systemctl restart systemd-networkd
- 仮想アプライアンスの timesync サービスを再起動します。
systemctl restart systemd-timesyncd
- 仮想アプライアンスのクロックが、指定された NTP サーバと同期していることを確認します。