このトピックでは、サポートされる最大値とも呼ばれる第 1 世代 VMware Horizon Cloud Service on Microsoft Azure のいくつかの一般的な制限について説明します。このトピックは現在、単一のサブスクリプションでデプロイ可能なデスクトップおよびファーム RDSH 仮想マシンの数と、第 1 世代 Horizon Cloud ポッドごとの同時実行される接続セッションの合計数の両方について、サポートされる最大値を記載しています。時間の経過とともにこのトピックは更新され、既知の制限が追加されます。
これらのサポートされている最大値は、これらの最大値までのサービスをテストした結果です。
- サブスクリプションあたり最大 2,000 のデスクトップ仮想マシンとファーム RDSH 仮想マシン
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この制限は、単一のサブスクリプションに対して適用される Microsoft Azure API の制限に基づいています。標準の操作でこれらの API 制限を守るため、
Horizon Cloud はサブスクリプションあたり最大 2,000 のデスクトップ仮想マシンとファーム RDSH 仮想マシンをサポートします。
サブスクリプションあたり 2,000 という制限には、VDI デスクトップ仮想マシンとファーム RDSH 仮想マシンが含まれ、単一のサブスクリプションのすべてのポッドが対象です。たとえば、サブスクリプションに 1 つのポッドがある場合、そのポッドに最大 2,000 の VDI デスクトップを接続することも、1,950 の VDI デスクトップと 50 のファーム RDSH 仮想マシンを接続することもできます。サブスクリプションに複数のポッドがある場合でも、すべてのポッドに接続された VDI デスクトップとファーム RDSH 仮想マシンの数は合計で 2,000 を超えることはできません。
- Horizon Cloud ポッドあたりの同時接続セッションの最大数
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各
Horizon Cloud ポッドは最大 2,000 のアクティブな同時セッションをサポートできます。この数には、Windows クライアント タイプのオペレーティング システムを使用する VDI 単一セッション デスクトップ、Windows 10 または 11 Enterprise マルチセッションまたは Windows 11 Enterprise マルチセッションを使用するマルチセッション デスクトップ、Windows Server オペレーティング システムに基づくマルチセッション デスクトップ、およびポッドによって提供される RDS ベースのアプリケーションへの個々の接続が含まれます。
たとえば、ポッドに 400 台の VDI 単一セッション デスクトップへのアクティブなユーザー セッションが 400 あり、Windows 10 または 11 マルチセッション マシンへのアクティブなユーザー セッションが 1,500 あり、Windows Server 2016 マルチセッション マシンへのアクティブなユーザー セッションが 100 ある場合、ポッドの最大値の 2,000(400 + 1500 + 100 = 2,000)に達します。
1 つのポッドでは、2,000 を超えるアクティブ セッションはサポートされません。
また、ポッドが Unified Access Gateway 構成を使用するように設定されている場合、この 2,000 という数は、
F8s_v2
仮想マシン モデルが Unified Access Gateway アプライアンスで使用される場合にのみサポートされます。F8s_v2
仮想マシン モデルが Unified Access Gateway アプライアンスに使用されている場合、ポッドは最大 2,000 のセッションをサポートできます。環境内の使用量が、ポッドで 1,000 を超えるアクティブ セッションになると予測される場合は、ゲートウェイのデプロイ ウィザードでF8s_v2
仮想マシン モデルを指定する必要があります。A4_v2
仮想マシン モデルが Unified Access Gateway アプライアンスに使用されている場合、ポッドは最大 1,000 のアクティブ セッションのみをサポートできます。この選択が十分に機能するのは、ポッドでのアクティブ セッション数が 1,000 を超えないことが分かっている PoC(事前検証)環境、パイロット環境、または小規模な環境のみとなります。
Unified Access Gateway アプライアンスのリソース使用率は、セッション内のユーザー アクティビティに依存し、ユーザー プロファイルやユーザーのタイプによって異なる場合があります。
- VDI マルチクラウド割り当てあたりの Horizon Cloud ポッドの最大数
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1 つの VDI マルチクラウド割り当てでサポートされる
Horizon Cloud ポッドの最大数は 5 です。5 つを超えると、VDI マルチクラウド割り当てで使用するためにテナント環境で構成される仲介テクノロジーである、
Universal Broker の同時負荷が増大します。同時負荷が増大することによって、エンド ユーザーがクライアントで割り当ての表示タイルをクリックして、サービスがそのユーザーを仮想デスクトップにログインさせようとするときに、エラーが発生する可能性があります。
VDI マルチクラウド割り当てごとに 5 つのポッドの上限に従うだけでなく、VDI マルチクラウド割り当てに追加で 3% 分のデスクトップ キャパシティを含めるようにすることで、クライアントで割り当ての表示タイルをクリックした際にエンド ユーザーに障害が発生する可能性をさらに減らすことができます。たとえば、1,000 台の仮想デスクトップを 1,000 ユーザーにプロビジョニングするための VDI マルチクラウド割り当てを定義する場合は、割り当てのサイズを 1,030 台のデスクトップに設定します。