RDSH ロールとして Windows サーバ上で Horizon Agents Installer を実行することができます。

注: これらのタスクを実行する場合は、次の点に注意してください。
  • 最新バージョンの Horizon Agents Installer よりも古いバージョンの Horizon Agents Installer をインストールすると、イメージ仮想マシンに基づいて RDS プールを作成するときに、後で問題が発生する可能性があります。この場合、新しい RDS プールを作成するときに、システムでプロトコルとして HTML Access (Blast) を選択でき、正常に適用されたように見えていても、プールには HTML Access (Blast) が適用されません。
  • ヘルプデスクのプラグイン オプションがデフォルトでインストールされます。このオプションをインストールしない場合、このイメージに基づくデスクトップ インスタンスまたはファーム サーバ インスタンスのユーザー セッションからのパフォーマンス関連のメトリックは収集されません。そのため、このようなセッションでは、ユーザー カードで一部のデータが入手できなくなります。詳細については、Horizon Cloud 管理コンソールのユーザー カードを参照してください。
  • デフォルトでは、vRealize Operations Desktop エージェント オプションがインストールされています。このオプションを選択しない場合、このイメージに基づくデスクトップ インスタンスまたはファームサーバ インスタンスのユーザー セッションからのアクティビティ関連データは、システムに報告されません。その結果、エンドユーザーアクティビティや他の種類のデスクトップアクティビティのデータは、管理コンソールのレポートには表示されません。

手順

  1. リモート デスクトップ サービス ロールを追加します。
    1. [スタート > 管理ツール > Server Manager] を選択して Server Manager を開きます。
    2. [ロール] を選択し、右側のペインで [ロールを追加] を選択します。

      [ロールを追加] ウィザードのウィンドウの [開始する前に] ページが表示されます。

    3. [次へ] をクリックします。

      [サーバ ロールを選択] ページが表示されます。

    4. リモート デスクトップ サービスのチェック ボックスを選択し、[次へ] をクリックします。

      [リモート デスクトップ サービス] ページが表示されます。

    5. [次へ] をクリックします。

      [ロール サービスを選択] ページが表示されます。

    6. リモート デスクトップ セッション ホストのチェック ボックスを選択し、[次へ] をクリックします。

      [互換性のためのアプリケーションのアンインストールと再インストール] ページが表示されます。

    7. [次へ] をクリックします。

      [リモート デスクトップ セッション ホストの認証方法を指定] ページが表示されます。

    8. 適切な認証レベルを選択し、[次へ] をクリックします。

      [ライセンス モードを指定] ページが表示されます。

    9. ライセンス モードを指定し、[次へ] をクリックします

      [この RD セッション ホスト サーバへのアクセスが許可されたユーザー グループを選択] ページが表示されます。

    10. ユーザーまたはユーザー グループを追加し、[次へ] をクリックします。

      [クライアント エクスペリエンスの設定] ページが表示されます。

    11. 必要な設定を行い、[次へ] をクリックします。

      [インストールの選択内容を確認] ページが表示されます。

    12. 選択内容を確認します。内容が正しくない場合は、[前へ] をクリックして前の手順に戻り、設定を変更します。[インストール] をクリックします。

      [インストールの進捗状況] ページが表示されます。インストールは、完了するまでに数分かかります。[インストールの結果] ページが表示され、再起動するよう求められます。

    13. [閉じる] をクリックします。

      ダイアログが表示され、再起動の確認を求められます。

    14. [はい] をクリックしてサーバを再起動します。
    15. サーバが再起動したら、もう一度ログインします。

      [設定を再開] ページが表示されます。設定を再開するには数秒かかります。[インストールの結果] ページが表示されます。

    16. [閉じる] をクリックしてインストールを完了します。

      [Server Manager] ウィンドウが表示されます。

    17. [ロール] をクリックして、リモート デスクトップ サービス ロールがインストールされていることを確認します。
  2. My VMware ダウンロード サイトから最新の Horizon Agents Installer をダウンロードします。32 ビットと 64 ビット版のオペレーティング システム用のダウンロードは異なることに注意してください。
  3. Horizon Agents Installer ファイルをダブルクリックします(64 ビット版インストーラのファイル名:VMware-Horizon-Agents-Installer-x.y.z-nnnnnnn-x64.exe)。
    注:

    このベース仮想マシンによって提供されるセッション デスクトップとリモート アプリケーションで URL リダイレクト機能を使用する場合は、コマンド ラインの手段を使用してインストーラを起動し、コマンドに VDM_URL_FILTERING_ENABLED=1 パラメータを追加します。

    次に例を示します。

    VMware-Horizon-Agents-Installer-x.y.z-build-x64.exe VDM_URL_FILTERING_ENABLED=1

    この場合、x.y.z と build はファイル名の数字と一致します。

    注:

    サイレント インストールを実行する場合は、すべてのサイレント インストール オプションがすべてのプラットフォームに適用されるわけではないことに注意してください。

  4. Horizon Cloud Endpoint Desktop で、[構成] をクリックします。
  5. 次に説明するように、必要な構成変更を行います。
    • コンポーネントのインストール パス

      カスタム パスを入力するか、デフォルトのままにします。

    • クローン作成機能

      インスタント クローンを有効にするには、[インスタント クローン] ラジオ ボタンを選択します。

      注:

      インスタント クローンを選択すると、以下の [Horizon 7 Persona Management] オプションが無効になります。

    • インストールする機能

      使用可能なチェック ボックスを使用してインストールする機能を選択します。各選択項目上にカーソルを置いて、その機能に関する詳細情報を表示できます。

  6. 続行するには、ウィザードの下部にある右向き矢印をクリックします。
  7. サイレント インストール コマンドを今後の使用のために保存する場合は、テキスト ボックスからコピーします。
  8. [インストールの続行] をクリックします。

    ウィザードでは、コンポーネントのインストールの進捗状況が表示されます。

  9. すべてのコンポーネントがインストールされたら、[完了] をクリックします。
  10. 再起動するように求められたら、仮想マシンを再起動します。

次のタスク

Horizon Agent の使用に関連するセキュリティを改善するため、SSL および TLS の脆弱な暗号を無効にします。そのためには、Active Directory サーバの Group Policy Object (GPO) を編集する必要があります。SSL/TLS の脆弱な暗号を無効にする手順については、適切な Horizon Agent のドキュメント(VMware Horizon 7 のドキュメント セットなど)を参照してください。