このトピックでは、HTML Access Web client で Microsoft Teams のメディア最適化機能を構成する方法について説明します。HTML Access での Microsoft Teams のメディア最適化のサポートは、Microsoft ソフトウェアの WebRTC 1.0 アップデートのリリースに依存します。

Microsoft Teams のメディア最適化機能を使用すると、オーディオ通話、ビデオ通話、デスクトップ共有のメディア処理がエージェント マシンではなくクライアント マシンで処理されます。この機能の詳細については、「Microsoft Teams でのメディア最適化の設定」を参照してください。

前提条件

Microsoft Teams のメディア最適化機能は、Microsoft がリリースするこの製品用の WebRTC 1.0 アップデートに依存します。この記事の作成時点で、Microsoft は WebRTC 1.0 をリリースしているため、HTML Access ではこの機能がデフォルトでオンになっています。WebRTC 1.0 のアップデートの現在のステータスを確認するには、Microsoft の Web サイトで Microsoft 365 のロードマップ ページに移動して、「VDI」を検索します。

手順

  1. デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウの右上隅にある [設定] ツールバー ボタンをクリックします。
  2. [Microsoft Teams でメディア最適化を有効にする] オプションをオンまたはオフにします。
    このオプションは、デフォルトでオンになっています。

  3. Microsoft Teams のメディア最適化を有効にしている場合は、Microsoft Teams で画面共有機能を許可するかどうかを指定します。
    • 画面共有機能を許可するには、[Microsoft Teams 仮想化の画面共有を有効にする] オプションを有効にします。メディア処理のため、画面共有がクライアント マシンにリダイレクトされます。
    • 画面共有機能をブロックするには、[Microsoft Teams 仮想化の画面共有を有効にする] オプションを無効にします。Microsoft Teams では画面共有を制御できません。
  4. [閉じる] をクリックして、変更を保存します。