リアルタイム オーディオビデオ機能を使用すれば、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションでクライアント マシンの Web カメラまたはマイクを使用できます。リアルタイム オーディオ ビデオは、標準的な会議アプリケーションおよびブラウザベースのビデオ アプリケーションと互換性があり、標準的な webcam、オーディオ USB デバイス、およびアナログ オーディオ入力をサポートします。
リアルタイム オーディオビデオは、Chrome、Microsoft Edge、および Firefox でのみサポートされます。デフォルトのビデオ解像度は 320 x 240 ピクセルです。リアルタイム オーディオビデオのデフォルト設定は、ほとんどの Web カメラおよびオーディオ アプリケーションで適切に機能します。
リモート デスクトップや公開アプリケーションがクライアント マシンの Web カメラやマイクに接続している場合、Web カメラやマイクがリモート デスクトップや公開アプリケーションで使用できるようになる前に、ブラウザから許可を求められる場合があります。この動作はブラウザによって異なります。
- Microsoft Edge は毎回許可を要求します。この動作は変更できません。詳細については、https://blogs.windows.com/msedgedev/2015/05/13/announcing-media-capture-functionality-in-microsoft-edgeを参照してください。
- Firefox は毎回許可を要求してきます。この動作は変更できます。詳細については、https://support.mozilla.org/en-US/kb/permissions-manager-give-ability-store-passwords-set-cookies-more?redirectlocale=en-US&redirectslug=how-do-i-manage-website-permissionsを参照してください。
- Chrome は、初回に許可を要求します。デバイスの使用を許可すると、Chrome は再度許可を要求しなくなります。
リモート デスクトップがクライアント マシンの Web カメラまたはマイクロフォンに接続されると、各デバイスのアイコンがサイド バーの上部に表示されます。サイドバーのデバイス アイコンの上に赤色のクエスチョン マークが表示され、許可が要求されていることが示されます。デバイスの使用を許可すると、赤色のクエスチョン マークは非表示になります。許可の要求を拒否すると、デバイスのアイコンが非表示になります。
リモート デスクトップや公開アプリケーションのセッションでリアルタイム オーディオビデオを使用しており、セカンド デスクトップや公開アプリケーションへの接続するときに、セキュリティの警告が表示される場合(たとえば、有効な証明書がインストールされていないなど)、この警告を無視して 2 番目のリモート デスクトップや公開アプリケーションへの接続を続行すると、最初のセッションでリアルタイム オーディオビデオの動作が停止します。