install_viewagent.sh スクリプトは、Horizon Agent を Linux ゲスト OS にインストールします。

ターミナル ウィンドウで、次の形式の install_viewagent.sh スクリプトを使用します。

install_viewagent.sh -optional parameter [parameter argument] . . .

install_viewagent.sh スクリプトには、次のオプションのパラメータがあります。

表 1. install_viewagent.sh のオプション パラメータ
オプション パラメータ 説明
-a yes|no オーディオ入力リダイレクト サポートをインストールするかバイパスします。デフォルトは、いいえです。

--multiple-session

このパラメータを使用すると、Linux 仮想マシンを含むファームをベースにする複数セッションの公開デスクトップ プールと公開アプリケーション プールがサポートされます。デフォルトでは、このパラメータは含まれていません。

  • 自動インスタント クローン ファームで使用するマシンを準備するには、インストール スクリプトで --multiple-session パラメータを使用します。例:
    sudo ./install_viewagent.sh --multiple-session
  • 手動ファームで使用するマシンを準備するには、--multiple-session パラメータと管理対象エージェントの -M パラメータを使用し、両方のパラメータを no に設定します。例:
    sudo ./install_viewagent.sh --multiple-session -M no 
-f yes|no FIPS (Federal Information Processing Standards) 140-2 準拠の暗号モジュールのサポートをインストールまたはバイパスします。デフォルトは、いいえです。詳細については、Horizon 8 Linux デスクトップの機能で FIPS 140-2 モードの説明を参照してください。
-j JMS SSL キーストア パスワード。デフォルトでは、インストーラは任意の文列を生成します。
-m yes|no スマート カード リダイレクト機能をインストールまたはバイパスします。デフォルトは、いいえです。
-r yes|no インストール後にシステムを自動的に再起動します。デフォルトは、いいえです。
-s VMwareBlastServer の自己署名証明書を生成またはバイパスします。デフォルトは、yesです。
-A yes |no

エンドユーザー使用許諾契約書 (EULA) と FIPS (Federal Information Processing Standards) の記載内容に自動的に同意するか、拒否します。インストールを続行するには、yes を指定する必要があります。

スクリプトでこのパラメータを指定しないと、インストール中に EULA と FIPS の記述に手動で同意する必要があります。

-C yes|no クリップボード リダイレクト サポートをインストールまたはバイパスします。デフォルトは、yesです。
-F yes|no CDR サポートをインストールまたはバイパスします。デフォルトは、yesです。
-M yes|no Horizon Agent を管理対象または管理対象外のエージェントにアップグレードします。デフォルトは、yesです。
-P yes|no プリンタ リダイレクト サポートをインストールまたはバイパスします。デフォルトは、yesです。
-S yes|no シングル サインオン (SSO) サポートをインストールまたはバイパスします。デフォルトは、yesです。
-T yes|no True SSO サポートをインストールまたはバイパスします。デフォルトは、いいえです。
-U yes|no USB サポートをインストールまたはバイパスします。デフォルトは、いいえです。
表 2. パラメータを使用した install_viewagent.sh スクリプトの例
シナリオ サンプル スクリプト
新規インストールを実行し、EULA と FIPS の記述を自動的に承諾します。
sudo ./install_viewagent.sh -A yes
EULA と FIPS の記述を自動的に承諾し、スマート カード リダイレクトを有効にします。
sudo ./install_viewagent.sh -A yes -m yes 
SSO サポートをバイパスします。
 sudo ./install_viewagent.sh -S no