この記事では、Linux ホスト上の公開アプリケーションへの直接接続セッションを有効にする方法について説明します。直接接続セッションで使用可能にする公開アプリケーションごとに、VADC 構成ファイルを作成する必要があります。
前提条件
- --multiple-session パラメータを含むマシンに Horizon Agent がインストールされていることを確認します。詳細については、Horizon での Linux デスクトップのセットアップの「Linux 仮想マシンへの Horizon Agent のインストール」と「Horizon Agent for Linux をインストールするコマンドライン オプション」を参照してください。
- View Agent Direct-Connection プラグインのインストールの説明に従って、VADC プラグインがマシンにインストールされていることを確認します。VADC プラグインのインストールの一環として、次の内容を確認します。
- nginx パッケージがマシンにインストールされている。
- 直接接続セッション用にユーザー資格が構成されている。
手順
- /etc/vmware/vadc/published_apps フォルダに移動します。
cd /etc/vmware/vadc/published_apps
このフォルダには、公開アプリケーションの構成ファイルの生成に使用できる PublishedApp.template という名前のテンプレート ファイルが含まれています。
- PublishedApp.template ファイルをコピーして、アプリケーション構成ファイルを作成します。このコマンドの例では、<appname> をアプリケーションの名前に置き換えます。
cp PublishedApp.template <appname>
<appname> 構成ファイルが /etc/vmware/vadc/published_apps フォルダに作成されます。
- 次の例のように、<appname> ファイルの内容を変更します。
# The application name which should be the same with config filename PublishedAppName=<appname> # The executable path of application PublishedAppExecutable=/usr/bin/<appname> # Specify the params of application #PublishedAppArgs=-new-tab www.google.com # The entitled Groups list, only users in these groups can access this application PublishedEntitledGroups=vmwvadc
アプリケーションに複数の資格グループを構成するには、
PublishedEntitledGroups
行にグループ名をコロン区切りのエントリとして追加します。 - マシンを再起動して、変更を有効にします。