vRealize Orchestrator Plug-in for Horizon を使用すると、VMware Horizon 8 環境で自動化、セルフ サービス、委任管理を行うことができます。エンド ユーザーはセルフサービス機能を実行できます。委任管理者は、エンド ユーザーに代わってプロビジョニング機能を実行できます。

表 1. vRealize Orchestrator Plug-in for Horizon 機能
カテゴリ 機能
セルフサービス 以下のセルフサービス機能はすべて、vRealize Automation を介して提供されます。
  • 既存のデスクトップ プールにあるマシンの自己プロビジョニングとプロビジョニング解除、あるいはリサイクル。
  • アプリケーションおよびデスクトップのセルフサービス要求と資格付与。
  • 更新、再起動、リサイクル、ログアウトなど、デスクトップのセルフ サービス管理。
  • 承認されたアプリケーション要求の承認と自動プロビジョニングのセルフ サービス管理。
  • 公開アプリケーションのセルフサービス要求。
  • VMware App Volumes® アプリケーション スタックのセルフサービス要求。
マシンのプロビジョニング
  • エンド ユーザーに代わってマシンのプロビジョニングを行い、既存のデスクトップ プールに含める。
  • 複数のマシンを複数のユーザーにプロビジョニングする。
  • vRealize Automation からのプロビジョニングで Horizon 8 または vRealize Automation マシンを作成する。
  • エンド ユーザーに代わってマシンのプロビジョニングを解除し、パーシステント ディスクが存在する場合はそのディスクを保持する。
  • マシン上でメンテナンスを実行する。
プールのメンテナンス
  • 1 つ以上のプールに対して再構成を実行する。
  • マシンのプール レベルの機能および day-2 管理操作を、vRealize Automation を通し、割り当て管理、セッション管理、更新、再構成などのアクション ボタンを使用して実行する。
  • 管理対象および管理対象外の仮想マシンを手動デスクトップ プールに追加する。
  • vRealize Automation IaaS ブループリントでプロビジョニングしたマシンを手動プールに追加する。
  • 物理マシンを管理対象外の手動デスクトップ プールに追加する。
  • デスクトップ プール内のマシンの最小数、プール表示名、パワーオンされたマシンの数の変更を許可する。
  • デスクトップ プールの複製を実行する。
割り当てと資格
  • クラウド ポッド アーキテクチャ 環境のグローバル資格にユーザーを追加/削除する。