VMware vRealize Orchestrator Plug-in for Horizon は、vRealize Orchestrator と VMware Horizon 8 間の通信を可能にします。このプラグインを使用して、リモート デスクトップと公開アプリケーションをプロビジョニングするための設定や方法を拡張できます。
プラグインには、マルチテナントまたは高度に分散された環境にわたる自動化、要求および承認によるセルフサービス、スケーラブルな委任管理を可能にする一連の標準ワークフローが含まれています。これらの事前定義ワークフローを使用して、カスタム ワークフローを作成することもできます。
このドキュメントでは、Horizon Console または他の VMware インターフェイスで行う基本的な処理を自動化する事前定義のワークフローについて説明します。Horizon 管理者は、これらのワークフローへのアクセスを委任管理者やエンドユーザーに許可することで、IT をより効率的に運用することができます。
エンド ユーザーのアクセス性を高めるため、vRealize Orchestrator Plug-in for Horizon は vRealize Automation と連携し、リモート デスクトップと公開アプリケーションに対するセルフサービス アクセスを提供します。プラグイン ワークフローを vRealize Automation サービス カタログに組み込まれている要求および承認プロセスに統合すると、エンド ユーザーは自分のリモート デスクトップを更新できるようになります。エンドユーザーは、標準化され、監査可能なプロセスに従って要求を行うことができます。これらの要求により、すぐにアクションが実行される場合もあれば、管理者による承認が必要になる場合もあります。仮想マシンで迅速な変更と再利用をサポートする必要があるリモート デスクトップ環境の場合、エンド ユーザーは自身でデスクトップをプロビジョニングでき、また、リモート デスクトップをプロビジョニング解除またはリサイクルしてリソースと容量の無駄を抑えることができます。
vRealize Orchestrator Plug-in for Horizon は、ユーザーとグループに付与される機能を整理した管理しやすいサービス カタログを提供します。委任管理用タスクの自動化および分散により、E メール通信と例外処理の必要性を削減できます。要求は事前定義済みのプロセスに送られて、検証が必要な場合にのみ、承認待ちのフラグが付きます。