管理者、委任管理者、およびエンド ユーザーといった個人設定は、vRealize Orchestrator Plug-in for Horizon を実装する際に個人やグループで使用できるロールと権限を示すものです。組織はこれらのプライマリ ロールを地域や職務別の領域に細分化できます。
管理者の個人設定
管理者の個人設定は一般的な管理者ロールを包含しています。責務として、インストール、構成、ロールと権限に対する他の個人設定の割り当てなどがあります。この個人設定は、製品、構成、シングル サインオン (SSO) の実装を担当します。管理者は、ワークフローにアクセスできるユーザーを決定したり、各ワークフローを vSphere Web Client と vRealize Automation のどちらを使用して公開するかということを決定します。ワークフローの決定を下す場合、管理者はどのメカニズムが組織にとって最も効率的かを考慮します。
委任管理者の個人設定
管理者は、委任管理者にロールと責任を委任します。委任管理者は、特定のデスクトップ プールとアプリケーション プールに対してアクションを実行できます。委任管理者は、付与されたアクセス権の責任範囲を変更することはできません。委任管理者に与えられる機能としては、複数の仮想マシン デスクトップのプロビジョニングなどの複雑なタスクだけでなく、デスクトップのリセットなどのシンプルなタスクもあります。委任管理者は、複数のユーザーに代わって処理を行うことができます。この権限は高い管理効率を達成する鍵となります。
エンド ユーザーの個人設定
エンド ユーザーは常に自分自身のために処理を行います。エンド ユーザー タスクは、個々のデスクトップやアプリケーションといったわずかなリソースに集中します。セルフサービス ワークフローを使用すると、エンド ユーザーの反復的なタスクや権限付与を自動化できます。
