仮想印刷機能を使用すると、リモート デスクトップのオペレーティング システムに追加のプリンタ ドライバをインストールする必要なく、クライアント システムのエンド ユーザーがリモート デスクトップからローカル プリンタまたはネットワーク プリンタを使用できます。ロケーション ベースの印刷機能により、リモート デスクトップを、エンドポイントのクライアント デバイスに最も近いプリンタにマッピングすることができます。
仮想印刷を使用すると、ローカル クライアント コンピュータにプリンタを追加した後で、そのプリンタが自動的に、リモート デスクトップで使用可能なプリンタのリストに自動的に追加されます。何も構成する必要はありません。この機能で使用可能なプリンタごとに、データ圧縮、印刷品質、両面印刷、カラーなどの環境設定ができます。その場合でも、管理者権限のあるユーザーは、仮想印刷コンポーネントと競合することなくリモート デスクトップにプリンタ ドライバをインストールできます。
ローカル プリンタのリダイレクトは、次のようなユースケースで使用されます。
- USB またはクライアント デバイスのシリアル ポートに直接接続するプリンタ。
- クライアントに接続し、バーコード印刷やラベル印刷などを行う特別なプリンタ。
- 仮想セッションから接続できないリモート ネットワーク上のネットワーク プリンタ。
印刷ジョブを USB プリンタに送信するには、USB リダイレクト機能を使用するか、仮想印刷機能を使用できます。
ロケーション ベースの印刷により、IT 組織は、エンドポイントのクライアント デバイスに最も近いプリンタにリモート デスクトップをマッピングすることができます。たとえば、病院の医師が次々と部屋を移動している場合、その医師がドキュメントを印刷する度に、印刷ジョブはその医師が現在いる部屋に最も近いプリンタに送信されます。この機能を使用するには、適切なプリンタ ドライバがリモート デスクトップにインストールされている必要があります。
注: これらの印刷機能を使用できるのは、一部のタイプのクライアントのみです。印刷機能が特定のタイプのクライアントでサポートされているかどうかを確認するには、デスクトップまたはモバイル クライアント デバイスのタイプに応じて、インストールとセットアップに関するガイドに記載されている機能対応基準を参照してください。
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