インストール済みのアプリケーションのリストから単一セッション アプリケーション プールを作成すると、Horizon Console に、ソース デスクトップ プール内のすべての Linux マシンで使用可能なアプリケーションが自動的に表示されます。単一セッション アプリケーション プールとして、リストから 1 つ以上のアプリケーションを構成できます。プール内の各アプリケーションは、一度に 1 つのユーザー セッションをサポートできます。

前提条件

手順

  1. Horizon Console で、[インベントリ] > [アプリケーション] の順に選択します。
  2. [追加] > [インストール済みのアプリケーションから追加] の順に選択します。
    プールの構成ウィザードが表示されます。
  3. ウィザードの [アプリケーションを選択] ページで、必要な設定を行います。
    設定 説明
    [アプリケーション プール タイプ]

    [デスクトップ プール] を選択して、ドロップダウン メニューから Linux ベースのプールを選択します。

    注: アプリケーション プールをサポートするには、セッション タイプが [アプリケーション] または [アプリケーションとデスクトップ] のデスクトップ プールを構成する必要があります。
    [インストールされているアプリケーションを選択]

    公開するアプリケーションをインストール済みアプリケーションのリストから選択します。

    リストから複数のアプリケーションを選択すると、アプリケーションごとに個別のアプリケーション プールが作成されます。

    [事前起動]

    このオプションは、ユーザーが Horizon Client でアプリケーションを開く前にアプリケーション セッションを開始するように公開アプリケーションを設定する場合に選択します。アプリケーションが事前起動すると、Horizon Client でアプリケーションをすばやく開始することができます。

    このオプションを有効にすると、Horizon Client からサーバへの接続方法に関係なく、ユーザーが Horizon Client でアプリケーションを開く前に、構成済みのアプリケーション セッションが起動されます。

    注: セッション タイプが [アプリケーションとデスクトップ] のデスクトップで実行されているアプリケーションでこのオプションを有効にすると、デスクトップ セッションを使用できない場合があります。
    [Connection Server の制限]

    特定の Connection Server からアプリケーション プールへのアクセスを制限するには、[参照] をクリックして、1 台以上の Connection Server を選択します。デフォルト値は [制限なし] です。

    VMware Workspace ONE Access から公開アプリケーションへのアクセスを提供することを意図して Connection Server 制限を構成すると、これらのアプリケーションが実際には制限されている場合でも VMware Workspace ONE Access でユーザーにアプリケーションが表示されることがあります。VMware Workspace ONE Access ユーザーは、これらのアプリケーションを起動できません。

    [カテゴリ フォルダ]

    Windows クライアント デバイスのアプリケーション プール資格に、スタート メニューのショートカットを含むカテゴリ フォルダの名前を指定できます。この設定を行うには、[参照] をクリックします。デフォルト値は [無効化] です。

    [クライアントの制限]

    資格を付与されたアプリケーション プールへの特定のクライアント コンピュータからのアクセスを制限するかどうかを選択します。

    アプリケーション プールへのアクセスを許可するコンピュータの名前を Active Directory セキュリティ グループに追加する必要があります。アプリケーション プール資格にユーザーまたはグループを追加するときに、このセキュリティ グループを選択できます。

    デフォルトでは、この設定は無効になっています。

    [プールの追加後にユーザーに資格を付与] このオプションを選択すると、プールが作成された後に [資格を追加] ダイアログ ボックスが自動的に表示されます。
    [複数セッション モード]

    [無効] を選択します。

    注: Linux アプリケーション プールは、複数セッション モードをサポートしていません。複数セッション プールの概念と混同しないでください。複数セッション モードを有効にする設定を指定した場合、その設定は無効になります。

    Linux アプリケーションは、単一セッション モードでのみ構成できます。たとえば、クライアント A でユーザーがアプリケーションを開き、クライアント B で同じアプリケーションまたは同じファームの別のアプリケーションを開くと、クライアント A のセッションが切断し、クライアント B に再接続します。

    [次へ] をクリックして、構成ウィザードの次のページに進みます。
  4. ウィザードの [アプリケーションを編集] ページで、必要に応じて以下の設定を編集します。
    設定 説明
    [ID] Horizon Console でプールを識別する一意の名前。
    [表示名] Horizon Client にログインする際にユーザーに表示されるプール名。表示名を指定しない場合は、[ID] と同じになります。
  5. [送信] をクリックして、アプリケーション プールを作成します。

次のタスク

プールにアクセスするための資格をユーザーに付与します。Horizon Console で、アプリケーション プールを選択して、[資格] > [資格を追加] を選択して、ユーザーまたはグループを追加します。

アプリケーションを実行できる十分なリソースがある Linux マシンでのみ Connection Server がアプリケーションを起動するように限定するには、アプリケーション プールにアンチアフィニティ ルールを設定します。非アフィニティ ルールは、フローティング デスクトップ プールで実行されているアプリケーションでのみサポートされます。専用デスクトップ プールではサポートされません。詳細については、Horizon Console での Linux アプリケーション プールのアンチアフィニティ ルールの構成を参照してください。