Linux リモート デスクトップの展開を準備するには、vSphere Client を使用して、vCenter Server で仮想マシン (VM) を作成します。次に、Linux ディストリビューションを仮想マシンにインストールします。
一から、または既存の仮想マシンのクローンを作成することで、vSphere で仮想マシンを作成できます。この手順では、一から仮想マシンを作成する方法について説明します。
前提条件
- デプロイする環境がサポートする Linux デスクトップの要件を満たしていることを確認します。Horizon Agent for Linux のシステム要件を参照してください。
- 仮想マシンで使用するモニターのビデオ メモリ (vRAM) の設定を理解しておきます。Horizon Agent for Linux のシステム要件を参照してください。
- 仮想マシンのカスタム構成パラメータについて理解しておきます。仮想マシンのカスタム構成パラメータを参照してください。
- ゲスト Linux ディストリビューションの ISO イメージ ファイルが ESXi サーバ上のデータストアに存在していることを確認します。
注: ゲスト Linux ディストリビューションを選択する場合は、インスタント クローン デスクトップ プールと複数セッション ホストの次の制限事項を考慮してください。
Horizon Agent for Linux は、次のオペレーティング システムを実行している仮想マシンから作成されたインスタント クローン デスクトップ プールのみをサポートします。
- Ubuntu 20.04/22.04
- Debian 10.x/11.x
- RHEL 7.9/8.x/9.x
- Rocky Linux 8.x/9.x
- CentOS 7.9
- SLED/SLES 15.x
複数セッション公開デスクトップ プールと、単一セッションまたは複数セッションのアプリケーション プールがサポートされているのは、RHEL Workstation 7.9/8.x/9.x、Rocky Linux 8.x/9.x、Ubuntu 20.04/22.04、または Debian 10.x/11.x を実行している仮想マシンだけです。
手順
次のタスク
仮想マシンに SLED または SLES をインストールした場合は、SLED/SLES 仮想マシンでの GNOME シェル ウィンドウ リスト拡張機能の更新に記載されている手順を実行します。
どのディストリビューションの場合でも、リモート デスクトップ デプロイ用の Linux マシンの準備に進みます。