Microsoft Windows インストーラー (MSI) のサイレント インストール機能を使用して、複数の Windows コンピュータで Connection Server の標準インストールを実行できます。サイレント インストールはコマンド ラインを使用して行い、ウィザードのプロンプトに対応する必要はありません。
サイレント インストールを使うと、大規模企業に VMware Horizon 8 のコンポーネントを効率よく展開できます。
前提条件
- Connection Server をインストールする Windows Server コンピュータに、管理者権限のあるドメイン ユーザーとしてログインできることを確認します。
- 「Horizon Connection Server の要件」で説明されている要件をインストールが満たしていることを確認します。
- 環境をインストール用に準備します。「Horizon Connection Server のインストールの前提条件」を参照してください。
- ドメイン ユーザーまたはグループを Horizon 管理者アカウントとして認証する場合は、Microsoft Active Directory でドメイン アカウントを作成したことを確認します。
- Windows ファイアウォールで Connection Server インスタンス用に開く必要があるネットワーク ポートについて理解します。「Horizon Connection Server のファイアウォール ルール」を参照してください。
- Connection Server をインストールする Windows コンピュータにバージョン 2.0 以降の MSI ランタイム エンジンがあることを確認します。詳細については、マイクロソフトの Web サイトを参照してください。
- MSI インストーラのコマンドライン オプションについて理解しておきます。「Microsoft Windows インストーラー コマンド ライン オプション」を参照してください。
- Connection Server の標準インストールで使用できるサイレント インストール プロパティについて理解しておきます。「Horizon Connection Server の標準インストールのサイレント インストールのプロパティ」を参照してください。
手順
結果
次の VMware Horizon サービスが Windows Server コンピュータにインストールされます。
- VMware Horizon Connection Server
- VMware Horizon Framework コンポーネント
- VMware Horizon Message Bus コンポーネント
- VMware Horizon スクリプト ホスト
- VMware Horizon Security Gateway コンポーネント
- VMware Horizon PCoIP Secure Gateway
- VMware Horizon Blast Secure Gateway
- VMware Horizon Web コンポーネント
- VMware VDMDS(Horizon LDAP サービスを提供)
インストール時に [HTML Access のインストール] 設定を選択した場合、HTML Access コンポーネントが Windows Server コンピュータにインストールされています。このコンポーネントにより、VMware Horizon ユーザー ポータル ページの HTML Access アイコンが構成され、Windows ファイアウォールでの [VMware Horizon Connection Server (Blast-In)] ルールが有効になります。このファイアウォール ルールにより、クライアント デバイス上の Web ブラウザは、TCP ポート 8443 で Connection Server に接続できるようになります。
これらのサービスについては、『Horizon 8 の管理』ドキュメントの「VMware Horizon サービス」を参照してください。
次のタスク
Connection Server 用の SSL サーバ証明書を構成します。「VMware Horizon 8 Server 用の TLS 証明書の設定」を参照してください。
VMware Horizon 8 を初めて構成する場合は、Connection Server の初期構成を行います。「VMware Horizon の初回構成」を参照してください。