セッション共同作業機能を使用すると、画面共有とオーディオ出力機能の両方が有効になっている既存の Windows または Linux リモート デスクトップ セッションに、他のユーザーを招待できます。

セッション共同作業のシステム要件

セッション共同作業機能を使用するには、VMware Horizon 環境が特定の要件を満たしている必要があります。

コンポーネント 要件
クライアント システム セッション オーナーおよびセッション共同作業者が Horizon Client for Windows、Mac、または Linux をクライアント システムにインストールしている必要があります。インストールしていない場合は、HTML Access を使用してください。
Windows リモート デスクトップ Horizon Agent を仮想デスクトップまたは公開アプリケーションの RDS ホストにインストールする必要があります。セッション共同作業機能をデスクトップ プールまたはファーム レベルで有効にしておく必要があります。デスクトップ プールでセッション共同作業機能を有効にする方法については、『Horizon 8 でのデスクトップとアプリケーション』ドキュメントを参照してください。ファームでセッション共同作業機能を有効にする方法については、『Horizon 8 でのデスクトップとアプリケーション』ドキュメントを参照してください。
Linux リモート デスクトップ Linux リモート デスクトップの要件については、『Horizon 8 でのデスクトップとアプリケーション』ドキュメントを参照してください。
Connection Server Connection Server インスタンスはエンタープライズ ライセンスを使用します。
表示プロトコル VMware Blast

セッション共同作業機能を使用する方法については、『Horizon Client』ドキュメンテーションを参照してください。

セッション共同作業のグループ ポリシーの設定

VMware View Agent 設定 ADMX テンプレート ファイル (vdm_agent.admx) の共同作業グループ ポリシー設定を使用して、セッション共同作業を設定します。「VMware View Agent 構成 ADMX テンプレートの設定」を参照してください。

セッション共同作業機能の制限事項

共同作業セッションでは、次のリモート デスクトップ機能は使用できません。

  • USB リダイレクト
  • リアルタイム オーディオビデオ (RTAV)
  • マルチメディア リダイレクト
  • クライアント ドライブのリダイレクト
  • スマート カード リダイレクト
  • Microsoft Lync リダイレクト
  • ファイルのリダイレクトと「Dock に追加」機能
  • クリップボード リダイレクト

共同作業セッションでは、リモート デスクトップの解像度は変更できません。

同じクライアント マシンで複数の共同作業セッションを実行することはできません。