SDO (Simple Device Orientation) センサー リダイレクト機能は、クライアント デバイスの画面の向きの変化を検知し、それに応じてデバイスのビューを変更します。

SDO センサー リダイレクトは、Horizon Agent でソフトウェア アプリケーションと統合されています。アプリケーションで SimpleOrientationSensor クラス (https://docs.microsoft.com/en-us/uwp/api/windows.devices.sensors.simpleorientationsensor) を使用すると、クライアント デバイスの現在の向きに応じてコンテンツが表示されます。

SDO センサー リダイレクトのシステム要件

次のデバイスがサポートされています。
表 1. SDO センサー リダイレクトをサポートするデバイス
デバイス クライアント OS Windows OS サーバ プロトコル
Surface Book Windows 10、Windows 11 Windows 10、Windows 11 PCoIP、Blast
Surface Pro Windows 10、Windows 11 Windows 10、Windows 11 PCoIP、Blast

Horizon Agent のオペレーティング システムとしては、Windows 10 64 ビットのみがサポートされます。

SDO センサーのインストール

Horizon Agent インストーラでは、SDO センサー リダイレクトはカスタム セットアップのオプションです。デフォルトでは選択されていません。SDO センサー リダイレクトのインストールを選択する必要があります。SDO センサー リダイレクトのサイレント インストール プロパティについては、『Horizon 8 でのデスクトップとアプリケーション』ドキュメントを参照してください。

SDO ドライバが機能するように、ローカル システムでセンサー サービスを有効にする必要があります。SDO センサーは、クライアント デバイスで有効にする必要があります。

ログ

SDO センサー リダイレクトの Horizon Client ログは、rdeSvc ログ ファイル %TEMP%\vmware-%USERNAME%\vmware-rdeSvc-x-xxxxx.log に記録されます。

SDO センサー リダイレクトの Horizon Agent ログは、rdeSvc ログ ファイル C:\Windows\Temp\vmware-SYSTEM*\vmware-rdeSvc-x-xxxx.log に記録されます。