ストレージ ドライブ リダイレクト (SDR) 機能を使用すると、I/O のパフォーマンスが向上します。パフォーマンスに問題がある場合は、このオプションを使用すると、データ アクセス エクスペリエンスが向上する可能性があります。
前提条件
デフォルトでは、SDR 機能は Horizon Client と Horizon Agent の両方にインストールされます。この機能は、Horizon Blast および PCoIP プロトコルのみをサポートします。
注: 通常、ストレージ ドライブ リダイレクトは USB または CDR よりも高速ですが、柔軟性は CDR のほうが高くなります。SDR を使用すると、ドライブは仮想マシンでのみ使用でき、デスクトップからはアクセスできなくなります。USB リダイレクトは、CDR または SDR が機能していない場合にのみ使用してください。詳細については、「
クライアント ドライブ リダイレクトへのアクセスの管理」と「
USB リダイレクトの推奨事項」を参照してください。
SDR を使用して USB デバイスをリダイレクトするには、グループ ポリシー設定を構成します。USB デバイスを表示または非表示にするには、ベンダー ID と製品 ID を使用してポリシー設定を構成します。「クライアント ドライブ リダイレクト ポリシー設定」の「クライアント デバイスをフィルタリングするためのポリシー設定」を参照してください。
Windows レジストリ キー HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\VMware, Inc.\VMware VDM\SDR\ReadOnly
の文字列値を設定することで、エージェント側の共有ドライブの読み取り/書き込み権限を制御できます。値を True
に設定すると、共有ドライブの内容は読み取り専用になります。デフォルト値は False
で、共有ドライブに対する書き込み権限が許可されます。変更を有効にするには、リモート デスクトップを切断して再接続します。
手順
- [VMware Horizon Client] > [ドライブとフォルダの共有] の順に移動して、[排他的共有] タブを選択します。
- [宛先のリモート デスクトップ] を選択して、リダイレクトするローカル ストレージ ドライブを選択します。
- リダイレクトされたドライブがリモート デスクトップで使用されなくなったら、[排他的共有] タブに戻り、ローカル ストレージ ドライブの選択を解除します。