パフォーマンス オプションを設定することで、Windows をフォアグラウンド プログラムまたはバックグラウンド サービス用に最適化できます。デフォルトでは、Horizon 8 により、サポートされている Windows Server のすべてのバージョンに対し、RDS ホストの特定のパフォーマンス オプションは無効になっています。

次の表に、 Horizon 8 により無効になっているパフォーマンス オプションを示します。
表 1. Horizon 8 により無効になっているパフォーマンス オプション
Horizon 8 により無効になっているパフォーマンス オプション
ウィンドウを最大化や最小化するときにアニメーションで表示する
マウス ポインタの下に影を表示する
ウィンドウの下に影を表示する
デスクトップのアイコン名に影を付ける
ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する

Horizon 8 により無効になっている 5 つのパフォーマンス オプションは、レジストリの 4 つの Horizon 8 設定に対応します。次の表は、Horizon 8 設定とそのデフォルト レジストリ値を示します。レジストリ値はすべて、レジストリ サブキー HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\VMware, Inc.\VMware VDM\Agent\Configuration にあります。1 つ以上の Horizon 8 レジストリ値を false に設定して、パフォーマンス オプションを再度有効にすることができます。

表 2. Windows パフォーマンス オプション に関連する Horizon 8 設定
Horizon 8 設定 レジストリ値
カーソル シャドウを無効にする DisableMouseShadows
フル ウィンドウ ドラッグを無効にする DisableFullWindowDrag
リストビュー シャドウを無効にする DisableListViewShadow
ウィンドウ アニメーションを無効にする DisableWindowAnimation