Enterprise Systems Connector をインストールする前に、まずこれを有効にし、証明書を生成し、統合するエンタープライズ サービスと AirWatch サービスを選択する必要があります。この手順を完了すると、Enterprise Systems Connector をインストールできます。

このタスクについて

注:

Enterprise Systems Connector を実行するサーバ上で次の手順を実行します。インストーラを別のコンピュータにダウンロードして Enterprise Systems Connector サーバにコピーしないでください。

手順

  1. グループと設定 > すべての設定 > システム > エンタープライズ統合 > VMware Enterprise Systems Connector に移動します。
  2. 全般 タブで、次の設定を行います。

    設定

    説明

    VMware Enterprise Systems Connector を有効にする

    このチェックボックスを選択して Enterprise Systems Connector を有効にし、[全般] タブを表示します。

    自動更新を有効にする

    選択して Enterprise Systems Connector を有効にし、新しいバージョンが使用可能な場合に自動的に更新するようにします。自動更新の詳細については、VMware Enterprise Systems Connector Auto-Update Optionを参照してください。

  3. 詳細 タブで、次の設定を行います。

    設定

    説明

    証明書の生成

    このボタンを選択して、Enterprise Systems Connector および AirWatch サーバに対して証明書を生成します。証明書は両方に対して生成され、VMware Enterprise Systems Connector と AirWatch 証明書の下に表示されます。

    証明書が生成されると、ボタンは 再生成 に変わります。証明書の再生成については、証明書の再生成を参照してください。

    AWCM との通信

    Enterprise Systems Connectorが AWCM と通信する方法を [AWCM との通信] で選択します。

    • 外部 AWCM URL を使用する – これは、ほとんどの展開に適用されるデフォルトのオプションです。

    • 内部 AWCM URL を使用する – このオプションは、セキュリティ設定により Enterprise Systems Connector サーバで外部 AWCM URL を解決できない場合に使用します。たとえば、Enterprise Systems Connector が内部ネットワーク上にあり、AWCM サーバが DMZ 内にある場合です。

    エンタープライズ サービス

    有効 ボタンまたは 無効 ボタンを選択して、エンタープライズ サービスを有効または無効にします。選択した(有効な)サービスがEnterprise Systems Connector と統合します。

    • BES(BlackBerry 同期ユーザーとモバイル デバイスの情報)

    • ディレクトリ サービス (LDAP/Active Directory)

    • Exchange PowerShell(特定のセキュア E メール ゲートウェイに対する)

    • SMTP(E メール リレー)

      AirWatch SaaS では独自の SMTP による E メール配信を提供していますが、Enterprise Systems Connectorを有効にするとここで別の SMTP サーバを使用できます。 [グループと設定] > [すべての設定] > [システム] > [エンタープライズ統合] > [E メール (SMTP)] で、E メール用の SMTP サーバ設定を入力します。

    • Syslog(AirWatch イベント ログ データとの統合に使用されるクライアント/サーバ プロトコル)

    次のコンポーネントは、個別で使用可能な PKI 統合アドオンを購入した場合にのみ使用できます。

    • Microsoft Certificate Services (PKI)

    • Simple Certificate Enrollment Protocol (SCEP PKI)

    • OpenTrust CMS Mobile(サードパーティの証明書サービス)

    • Entrust PKI(サードパーティの証明書サービス)

    • Symantec MPKI(サードパーティの証明書サービス)

      クラウド証明書サービスの場合は Enterprise Systems Connector を経由する必要がないため、以下の画面のいずれかのチェックボックスを選択して証明書サービス(Symantec MPKI など)と統合する場合、選択したサービスがクラウド (SaaS) ではなくオンプレミスにある必要があります。

    AirWatch サービス

    有効 または 無効 を選択して、AirWatch サービスを有効または無効にします。選択した(有効な)AirWatch コンポーネントが Enterprise Systems Connector と統合します。AirWatch では、すべてのサービスを有効のままにしておくことをお勧めします。

    • デバイス サービス(管理コンソールと、それが機能するために必要な関連する Windows サービスを含む、すべてのサービス)

    • デバイス管理(登録、アプリケーション カタログ、および関連する Windows サービス)

    • セルフサービス ポータル(関連する Windows サービスを含む)

    • その他すべてのコンポーネント(関連する Windows サービスを含む)

      注:

      (オンプレミス ユーザー)「AWCM を有効にして VMware Enterprise Systems Connector と通信する」を実行していない場合、AWCM Secure Channel インストーラのダウンロード を選択してダウンロード ページにリダイレクトできます。

      注:

      (SaaS ユーザー)セキュア チャンネル証明書インストーラをダウンロードする必要はありません。

  4. 保存 を選択して、これらすべての設定を保持します。
  5. [全般] タブに戻り、VMware Enterprise Systems Connector インストーラのダウンロード を選択します。

    [Cloud Connector インストーラのダウンロード] ページが表示されます。

  6. フィールドに Enterprise Systems Connector 証明書のパスワードを入力します。後で Enterprise Systems Connector インストーラを実行し、証明書のパスワードを入力する必要があるときに、パスワードは必要になります。
  7. .exe ファイルを後で使用するために ダウンロード を選択し、Enterprise Systems Connector サーバに保存します。