Enterprise Systems ConnectorVMware Identity Manager Connector コンポーネントをアップグレードするには、新しいバージョンの AirWatch コンソールからインストーラをダウンロードし、インストーラを実行します。古いバージョンをアンインストールする必要はありません。

このタスクについて

アップグレード後に、新しいアクティベーション コードを生成したり、VMware Identity Manager Connector を再度有効にする必要はありません。既存の構成は、アップグレードされたコネクタに適用されます。

手順

  1. 新しいバージョンの AirWatch コンソールにログインします。
  2. グループと設定 > すべての設定 > システム > エンタープライズ統合 > VMware Enterprise Systems Connector に移動します。
  3. 全般 タブで、VMware Enterprise Systems Connector インストーラのダウンロード をクリックします。

    [VMware Enterprise Systems Connector インストーラのダウンロード] ページが表示されます。

  4. 証明書のパスワードを作成し、ダウンロード をクリックします。

    ACC コンポーネントをインストールするときは、このパスワードが必要です。

  5. インストーラ ファイルを、以前のバージョンのコネクタがインストールされているのと同じ Windows Server に保存します。
  6. インストーラを実行し、プロンプトに従ってアップグレードを完了します。
  7. コネクタのアップグレード時に JRE をアップグレードする場合は、アップグレード中にインストーラによってバックアップされる cacerts ファイルをリストアする必要があります。

    opt\vmware\horizon\workspace\install\cacerts.sav ファイルを、新規作成した JAVA_HOME\lib\security フォルダに cacerts という名前で .sav 拡張子なしでコピーします。これによって、フォルダ内の既存の cacerts ファイルが置き換えられます。

    注:

    アップグレード中に、インストーラがインストーラに含まれているバージョンよりも以前のバージョンの JRE を Windows Server 上で検出すると、新しい JRE バージョンをインストールするように求められます。

  8. アップグレードが完了したら、Windows Server を再起動します。

    サーバを再起動すると、JAVA_HOME 変数はアップグレードでインストールされる最新の JRE に設定され、コネクタは最新の JRE を使用できるようになります。

次のタスク

バージョン 9.2.2 にアップグレードした後、install_dir\IDMConnector\usr\local\horizon\conf\runtime-config.properties ファイルを編集し、connector.api.version プロパティの値を 5 に変更します。

注:

これは以前のバージョンからバージョン 9.2.2 にアップグレードする場合にのみ必要です。