SR-IOV を有効にするには、フレーバーのメタデータを変更する必要があります。SR-IOV が有効なフレーバーとイメージから作成したインスタンスはすべて SR-IOV プロパティを継承しています。

手順

  1. VMware Integrated OpenStack ダッシュボードにクラウド管理者としてログインします。
  2. タイトル バーのドロップダウン メニューから管理プロジェクトを選択します。
  3. [管理] > [システム] > [フレーバー] を選択します。
  4. (オプション) SR-IOV 仕様専用のフレーバーを作成します。
    元のフレーバー構成は変更されず、他の用途に使用することができます。
  5. 変更するフレーバーを選択します。
  6. イメージ リストの [アクション] 列で、下矢印をクリックして [メタデータの更新] を選択します。
  7. 利用可能なメタデータの列で、[フレーバーの VMware ドライバ オプション] タブを展開します。
    注: : [フレーバーの VMware ドライバ オプション] タブが存在しない場合、関連するメタデータ プロパティはすでに構成されている可能性があります。
  8. PCI パススルー エイリアスのメタデータ プロパティの隣にあるプラス記号 ([+]) をクリックします。

    [既存のメタデータ] の列に、新規追加されたメタデータ プロパティとデフォルト値が表示されます。数値の部分は、要求できる仮想機能の数を表します。

    PCI パススルー エイリアスは、vendor_idproduct_id、および device_type を含む PCI 要求仕様を示します。VMware Integrated OpenStack では、エイリアスはすでに作成済みで、vendor_idproduct_id、および device_type に関係なく、任意のデバイスの割り当てに使用できる PCI 要求仕様を示します。

  9. 必要に応じて、数値を増やします。
    許容される仮想機能の最大数は 10 です。
  10. [保存] をクリックします。

結果

これで、SR-IOV を有効にするためにイメージ メタデータを変更できます。