Object Storage サービスの rsync サービスを有効にするには、/etc/rsyncd.conf ファイルを作成し、デフォルトの rsync 構成を変更して、手動で rsync サービスを起動する必要があります。
手順
- ログアウトしている場合、Object Storage サービスにもう一度ログインします。
- SSH を使用して VMware Integrated OpenStack Manager にログインします。
- VMware Integrated OpenStack Manager から SSH を使用して controller01 ノードにログインします。
- root ユーザーに切り替えます。
- /etc/rsyncd.conf ファイルを作成します。
uid = swift
gid = swift
log file = /var/log/rsyncd.log
pid file = /var/run/rsyncd.pid
address = controller01 NODE IP ADDRESS
[account]
max connections = 2
path = /srv/node/
read only = false
lock file = /var/lock/account.lock
[container]
max connections = 2
path = /srv/node/
read only = false
lock file = /var/lock/container.lock
[object]
max connections = 2
path = /srv/node/
read only = false
lock file = /var/lock/object.lock
- address 設定には、controller01 ノードの IP アドレスを指定します。
- /etc/default/rsync ファイルの RSYNC_ENABLE 設定を true に変更します。
- rsync サービスを起動します。
- swift rcon キャッシュ ディレクトリを作成します。
mkdir -p /var/swift/recon
chown -R swift:swift /var/swift/recon
次のタスク
これで、Object Storage プロキシ サービスを構成および起動できます。Object Storage プロキシ サーバの構成を参照してください。