アップグレードに失敗したり、新しいバージョンを使用しない場合は、VMware Integrated OpenStack パッチをロールバックできます。
前提条件
パッチの前に vSphere で作成された OpenStack 管理サーバのスナップショットが保持されていることを確認します。
viopatch ユーティリティを使用して作成されたデプロイのスナップショットが保持されていることを確認します。sudo viopatch snapshot list を実行して、viopatch でデプロイのノードのスナップショットが作成されているかどうかを確認できます。
手順
- OpenStack 管理サーバ仮想マシンにログインして、以前のスナップショットに戻します。
sudo viopatch snapshot revert
- vSphere Web Client で、OpenStack 管理サーバを以前のスナップショットに戻します。
- OpenStack 管理サーバ仮想マシンで、OpenStack サービスを再起動します。
- vCenter Server 仮想マシンで、vSphere Web Client サービスを停止し、保存されているファイルを削除してサービスを再起動します。
vSphere 6.5 以降の場合は、次のコマンドを実行します。
service-control --stop vsphere-client
cd /etc/vmware/vsphere-client/vc-packages/vsphere-client-serenity/
rm -rf *
cd /usr/lib/vmware-vsphere-client/server/work
rm -rf *
service-control --start vsphere-client
vSphere 6.0 の場合は、次のコマンドを実行します。
service vsphere-client stop
cd /etc/vmware/vsphere-client/vc-packages/vsphere-client-serenity/
rm -rf *
service vsphere-client start
vSphere 5.5 の場合は、次のコマンドを実行します。
service vsphere-client stop
cd /var/lib/vmware/vsphere-client/vc-packages/vsphere-client-serenity/
rm -rf * service vsphere-client start
- vSphere Web Client からログアウトし、再度ログインします。