viocli update heat または Kubernetes の kubectl コマンドライン ユーティリティを使用して、Heat 構成内の特定のパラメータを変更できます。

viocli update heat を使用する構成設定の例。
conf:
  heat:
    DEFAULT:
      max_stacks_per_tenant: 150
      max_interface_check_attempts: 220

kubectl を使用する構成例。

kubectl -n openstack patch heat heat1 --type=merge --patch '{"spec":{"conf":{"heat":{"DEFAULT":{"max_interface_check_attempts":220}}}}}
表 1. Heat のパラメータ
パラメータ デフォルト値 説明

cron_purge_enabled

true

true を入力して Heat データベースを自動的にクリーンアップするか、false を入力してこの機能を無効にします。

purge_age_type

days

purge_age

7

purge_cron_time

"1 0 * * *"

max_resources_per_stack

1000

Heat スタックで使用できるリソースの最大数を入力します。

max_stacks_per_tenant

100

1 つのプロジェクトで作成できる Heat スタックの最大数を入力します。

event_purge_batch_size

200

max_events_per_stack

1000

encrypt_parameters_and_properties

false

max_nested_stack_depth

5

max_interface_check_attempts

60

convergence_engine

true

true を入力して Heat のコンバージェンス エンジンを有効にするか、false を入力してこの機能を無効にします。

observe_on_update

false

max_template_size

524288

Heat テンプレートのファイル サイズの上限(バイト単位)を入力します。

stack_action_timeout

3600

Heat スタック アクションのタイムアウト(秒単位)を入力します。

max_pool_size

5

プール内で開いたままにする SQL 接続の最大数を入力します。

0 を入力すると、開いたままの接続の数は制限されません。

max_overflow

50

rpc_response_timeout

RPC への応答を待機する時間(秒単位)を入力します。

client_retry_limit

2

クライアントで予期される断続的なエラーが発生した場合に再試行する回数を入力します。

再試行を無効にするには、0 に設定します。