viocli update nova-compute コマンドを使用して、Nova コンピューティング サービス構成内の特定のパラメータを更新できます。

viocli update nova-compute を使用する構成オプションの例。
conf:
  nova_compute:
    DEFAULT:
      debug: true
      default_schedule_zone: nova1
      host: compute-7e8d8b50-c8
      cpu_allocation_ratio: 16 
      ram_allocation_ratio: 1.5 
      disk_allocation_ratio: 0.0 
      max_concurrent_builds: 20 
      always_resize_on_same_host: False 
      sync_power_state_interval: 600  
      sync_power_state_action: dbsync      
      use_hypervisor_stats: true
      update_resources_interval: 0 
      # Options of the interval (in second) to schedule the cache image cleanup worker thread
      image_cache_manager_interval: 2400
      # Options of the expiration (in second) for unused image cache to be deleted
      remove_unused_original_minimum_age_seconds: 86400
 
    vmware:
      host_ip: .VCenter:vcenter1:spec.hostname
      host_password: .VCenter:vcenter1:spec.password
      host_username: .VCenter:vcenter1:spec.username
      insecure: .VCenter:vcenter1:spec.insecure
      cluster_name: domain-c8
      datastore_regex: sharedVmfs\-1|sharedVmfs\-0
      network_passthrough: false
      tenant_vdc: false
      pbm_enabled: true
      pbm_default_policy: <policy_name>
      set_asset_tag: <value>
      import_vm_enabled: true
      import_vm_relocate: true
      datastore_selection_policy: max_free_space
      import_net_id: None
      datastore_cluster: dsc
      shared_datastore_regex: sharedVmfs\-1|sharedVmfs\-0
 
      dvs_moid:
      # compute01: dvs-35
      # compute02: dvs-36
      default_vif_model: vmxnet3
      gpu_profile: grid_p100-4a
      profile_fb_size_kb: 4096
表 1. viocli update Nova コンピューティング パラメータ
パラメータ デフォルト値 説明

debug

false

true を入力して、ログ レベルをデフォルトの INFO レベルではなく、debug に設定します。

default_schedule_zone

none

インスタンスに対しデフォルトのアベイラビリティ ゾーンを入力します。

host

<current_hostname>

このホストのホスト名、FQDN、または IP アドレスを入力します。

cpu_allocation_ratio

none

仮想 CPU と 物理 CPU の割り当て比率を入力します。

ram_allocation_ratio

none

仮想 RAM と 物理 RAM の割り当て比率を入力します。

disk_allocation_ratio

none

仮想ディスクと物理ディスクの割り当て比率を入力します。

max_concurrent_builds

10

nova-compute によって同時に実行するインスタンス ビルドの最大数を入力します。

always_resize_on_same_host

サイズ変更するソースと一致する強制宛先ノードを入力します。

sync_power_state_interval

600

データベースとハイパーバイザー間の電源状態を同期する間隔を入力します。

sync_power_state_action

データベース インスタンスの状態とインスタンスの実際の状態が一致しない場合に行うアクション。

use_hypervisor_stats

このオプションは、vCenter Server 統計情報を使用するか、Nova リソース追跡に依存するかどうかを指定します。

update_resources_interval

0

このオプションは、update_available_resources 定期タスクが実行される頻度を指定します。

image_cache_manager_interval

2400

このオプションは、キャッシュ イメージ クリーンアップ ワーカー スレッドをスケジュール設定する間隔を秒単位で指定します。

remove_unused_original_minimum_age_seconds

86400

このオプションは、使用されていないイメージ キャッシュを削除する有効期限を秒単位で指定します。

host_ip

none

VMware vCenter ホストに接続するホスト名または IP アドレスを入力します。

host_password

none

VMware vCenter ホストに接続するパスワードを入力します。

host_username

none

VMware vCenter ホストに接続するユーザー名を入力します

insecure

false

HTTPS 接続を確認します。

cluster_name

none

VMware クラスタ ComputeResource の名前を入力します。

datastore_regex

none

コンピューティングで使用するデータストアを指定する正規表現設定を入力します。

network_passthrough

ネットワーク パススルー機能を有効または無効にするフラグ。

tenant_vdc

テナント仮想データセンターを有効または無効にするフラグ。

pbm_enabled

false

このオプションは、インスタンスのストレージ ポリシー ベースの配置を有効または無効にします。

pbm_default_policy

none

このオプションは、使用するデフォルト ポリシーを指定します。

use_linked_clone

true

リンク クローンを入力します。

set_asset_tag

このオプションは、バグに対する回避策を提供します。

import_vm_enabled

import vm を有効または無効にするフラグ。

import_vm_relocate

このオプションを使用すると、インポートされた仮想マシンが VMware ドライバごとにデフォルトの命名規則とフォルダ配置に従うよう再編成することができます。

datastore_selection_policy

max_connected_hosts

Nova データストア選択ポリシーを入力します。

import_net_id

仮想マシンを正しい Neutron ポートにプラグインできるようにするために必要な NSXT スイッチ UUID を入力します。

datastore_cluster

データストア クラスタの名前または MOID を入力します。

shared_datastore_regex

CD-ROM の共有データストアの正規表現を入力します。

default_vif_model

デフォルトの vNIC モデルを入力します。

gpu_profile

GPU パススルー デバイスのプロファイルを入力します。

profile_fb_size_kb

GPU プロファイル フレーム バッファ サイズを KB 単位で入力します。