VMware Integrated OpenStack 管理者は、viocli update コマンドを使用して、Keystone、Nova、Cinder などの各サービス コンポーネントを構成できます。

viocli update コマンドは、YAML 入力形式を受け入れます。VMware Integrated OpenStack は、YAML 形式を OpenStack コミュニティに準拠した形式に変換できます。

OpenStack オプションの詳細については、OpenStack Train 構成 パラメータを参照してください。

注: パラメータ値が正しくない場合、サービスが起動しない可能性があります。対応するポッド エラー、または crashloop メッセージが表示される可能性があります。
viocli update コマンドには以下の YAML 形式を使用します。
conf:
  service:      # nova, keystone, neutron, cinder
    section1:   # example: default
      key1: value1
    section2:   # example: ldap
      key2: value2
    section3:   # example: backend
      key3: value3
VMware Integrated OpenStack は、YAML 形式を対応するサービス コンポーネントのクラッシク OpenStack 構成ファイルに変換できます。
[section1] # [DEFAULT]
key1 = value1
[section2]      # [ldap]
key2 = value2
[section3]      # [backend]
key3 = value3

更新が完了したら、ポッドが再作成されるまで数分待ってから、変更がサービス ポッド内で有効になっていることを確認できます。

たとえば、 viocli update heat は、ヒート エンジン ポッドの heat.conf を更新します。構成のステータスを確認するには、その heat engine コマンドを使用します。
# osctl get pods | grep heat-engine | grep Running
heat-engine-7bbbbbf787-r9kq7                                      1/1     Running             0          3m57s
# osctl exec -it heat-engine-7bbbbbf787-r9kq7  -- cat /etc/heat/heat.conf